AIに問う頼み方と仕組み

AIは何をしていて、どう頼めばよいか。AIの仕組みと道具を入口に、自分の前提を言葉にしてAIに渡す方法を扱います。

柱8本と、それにつながる記事の計173本です。

注文どおりなのに使えないAIの答え、その正体:「叙情的に1000字」で頼んだ四季の文章は、誰にでも当てはまった

担当者は、文章の使い道を決めないまま、形式だけを細かく注文していました。答え方の指定で整うのは見た目までで、中身はありがちな選び方で埋まります。話題と答え方の間に、何のために誰に向けてという前提を一行置く書き方が分かります。

生成AIは行列の掛け算でできている。だから書かなかった条件は平均で埋まる

この記事では、生成AIは、大学1年の数学で習う線形代数から成り立っているを、AI活用や事業判断に活かすための論点として整理します。

「資料の範囲外です」と返すAIを、役立たずと思ってはいけない:競合の価格を聞いた担当者は、短い返事に首をかしげた

NotebookLM(自分の資料をもとに答えるAI)は、入れた資料三本に競合の価格がないと答えていました。答える範囲が資料に閉じているから、答えの一文ずつを資料で確かめられます。確かめたいことを一文で決め、根拠にする資料を選んでから問う手順が身につきます。

AIに知識を覚えさせる前に決めておくこと:「マスオさんは婿養子ですか」と聞かれ、自作のAIは「はい」と答えた

公式の設定では、マスオさんの姓はフグ田のままです。設定の空白を世間の常識で埋めたAIは、補った答えも公式と同じ自信で口にします。答えごとに確かさの印を添えて、AIの答え方を変える方法が分かります。

Markdownの画像で壊れやすいのは画像ではなく、場所と説明文

この記事では、Markdownで画像を表示する基本記法と、ローカル画像やWeb画像を扱う際の注意点を整理します。

プロンプトで、目的を最後に書いてはいけない:40ページの報告書の要約は、全章を同じ重さで並べていた

資料の一行目を読む時点で、末尾の「価格に関わる点だけ」はまだ届いていません。文章を書くAIは、各語に自分より前の語だけを見せる仕組み(マスク付き自己注意)で読むからです。目的を冒頭に、問いを末尾にもう一度書くプロンプトの組み方がつかめます。

埋め込み行列は意味の辞書ではなく、文脈が入る前の出発点です

この単語のベクトルを見ればAIがその語をどう理解しているか分かる、という説明は、履歴書の写真を見れば入社後の働きぶりが分かる、という説明と同じくらい手前で止まっています。埋め込み行列の行は文脈が入る前の出発点で、モデルの […]

AIに「あとはいい感じに」と頼んではいけない:資料は10本集まり、要約はどの会社にも当てはまる一般論だった

AIは資料を十本集めたものの、何に向けてまとめるかの基準は空白のままでした。AIの内部でも、情報を集める部品と、作り変える部品(FFN)は別々に働きます。依頼を、集める指示と作り変える基準に分けて書く方法が身につきます。

つながる本:ChatGPT はじめてのプロンプトエンジニアリング

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