Gitで変更を追跡し、履歴を保護する
- 本章の論点(Question)
- 変更履歴を残すことと、本人や時刻を証明することは同じでしょうか。
- 本章の命題(Assertion)
- Gitは変更の追跡と内容の照合に役立ちます。履歴の保護、認証、独立した記録を組み合わせて運用します。
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Gitは変更の追跡と内容の照合に役立ちます。履歴の保護、認証、独立した記録を組み合わせて運用します。
コミットが記録するもの
Gitのコミットは、ファイルの状態、親コミット、作成者情報などを記録します。差分をたどれば、どの版から何を変えたかを確認できます。ハッシュは内容の照合に使えます。
当リポジトリのオブジェクト形式は、確認時点でSHA-1です。取得したファイルや配置対象の照合には、別途SHA-256を使っています。両者は同じ記録ではありません。
Gitだけで改ざん不能にはならない
Gitには履歴を書き換える操作があります。作成者名やメール、コミット内の時刻も、それだけで本人確認や独立した時刻証明にはなりません。変更をハッシュで検知できることと、書き換えを不可能にすることは別です。
履歴を書き換えないルール、アクセス権、保護されたブランチ、別の保管先などを組み合わせます。法的な証明力をGitの採用だけで一律に保証しません。
公開された版を追跡する
コミットIDに加え、配置したファイル一覧とハッシュ、配置日時、検証結果を記録します。コミットしていない変更を含む場合は、その差分も区別します。
規約など重要な文章は、承認した版と実際に公開した版を結び付けます。Gitの履歴は、そのための記録の一部です。
参考資料
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