第7-1章(18 / 23)第7部:事業継続性と変更の追跡

Gitで変更を追跡し、履歴を保護する

本章の論点(Question)
変更履歴を残すことと、本人や時刻を証明することは同じでしょうか。
本章の命題(Assertion)
Gitは変更の追跡と内容の照合に役立ちます。履歴の保護、認証、独立した記録を組み合わせて運用します。

Gitは変更の追跡と内容の照合に役立ちます。履歴の保護、認証、独立した記録を組み合わせて運用します。

Gitで変更を追跡し、履歴を保護するの要点
Gitは変更の追跡と内容の照合に役立ちます。履歴の保護、認証、独立した記録を組み合わせて運用します。

コミットが記録するもの

Gitのコミットは、ファイルの状態、親コミット、作成者情報などを記録します。差分をたどれば、どの版から何を変えたかを確認できます。ハッシュは内容の照合に使えます。

当リポジトリのオブジェクト形式は、確認時点でSHA-1です。取得したファイルや配置対象の照合には、別途SHA-256を使っています。両者は同じ記録ではありません。

Gitだけで改ざん不能にはならない

Gitには履歴を書き換える操作があります。作成者名やメール、コミット内の時刻も、それだけで本人確認や独立した時刻証明にはなりません。変更をハッシュで検知できることと、書き換えを不可能にすることは別です。

履歴を書き換えないルール、アクセス権、保護されたブランチ、別の保管先などを組み合わせます。法的な証明力をGitの採用だけで一律に保証しません。

公開された版を追跡する

コミットIDに加え、配置したファイル一覧とハッシュ、配置日時、検証結果を記録します。コミットしていない変更を含む場合は、その差分も区別します。

規約など重要な文章は、承認した版と実際に公開した版を結び付けます。Gitの履歴は、そのための記録の一部です。

参考資料

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