毎回作るか、先に作るか。静的生成と動的生成の使い分け
- 本章の論点(Question)
- 同じ内容を届けるページを、閲覧のたびに組み立てる必要はありますか。
- 本章の命題(Assertion)
- 更新時にHTMLを作る静的生成は、会社情報や記事など、同じ内容を多くの人に届けるサイトに適しています。
更新日:
更新時にHTMLを作る静的生成は、会社情報や記事など、同じ内容を多くの人に届けるサイトに適しています。
ページを作る時点を分ける
動的生成は、リクエストに応じてプログラムが情報を取り出し、応答を作ります。静的生成は、公開前にHTMLを作り、閲覧時は完成したファイルを配ります。
飲食店に例えると、注文後に調理するか、先に用意した品を渡すかの違いです。ただし、WordPressなどもキャッシュを使えば、毎回同じ計算を繰り返さずに済みます。動的CMSだから常に遅いとはいえません。
個別の応答が必要な場面もある
ログインした会員の情報、在庫、決済などは、その時点の状態に応じた処理が必要です。Astro自体も静的生成とオンデマンド描画を選べます。製品名より、ページごとに何を返すかを先に確かめます。
当サイトが静的生成を選ぶ理由
当サイトは、著書、講演、会社情報、記事を中心に構成しています。多くの閲覧者に同じ本文を返すため、HTMLを公開前に作ります。問い合わせの受付は別のサービスが処理します。
静的化で不要になるのは、閲覧時のHTML生成処理です。通信、TLS、ファイルの配信にも計算資源は必要です。速度や費用の改善幅は、変更前後を同じ条件で測って確かめます。
参考資料
考え方や情報基盤の設計を組織へ導入する講演・研修も承っています。ホワイトペーパー目次・講演・研修・お問い合わせ
