第2-3章(6 / 23)第2部:ライフタイム経済性と環境負荷

環境負荷を減らすための、計算と転送の見直し

本章の論点(Question)
静的化の効果を、電力や排出量としてどう確かめますか。
本章の命題(Assertion)
同じ処理の繰り返しと不要な転送を減らす設計は有用ですが、排出量の削減率には測定と仮定の明示が必要です。

同じ処理の繰り返しと不要な転送を減らす設計は有用ですが、排出量の削減率には測定と仮定の明示が必要です。

環境負荷を減らすための、計算と転送の見直しの要点
同じ処理の繰り返しと不要な転送を減らす設計は有用ですが、排出量の削減率には測定と仮定の明示が必要です。

計算を減らす範囲を確かめる

変わらない本文を繰り返し生成しているなら、公開時の生成やキャッシュに置き換える余地があります。静的化後にもビルド、ファイル配信、ブラウザでの処理は残ります。処理を別の時点へ移した分も含めて考えます。

転送と端末の処理も見る

画像の適切なサイズ、圧縮、キャッシュ、不要なJavaScriptの削減は、転送量と端末の仕事を減らす手段です。配信方式だけを変えても、大きな画像を毎回送れば期待した効果は出ないことがあります。

削減率を述べるなら境界を決める

Green Software FoundationのSCI仕様は、測定の対象範囲や機能単位などを定める考え方を示しています。比較では、何回の閲覧、どの設備、どの期間を含めるかを先に決めます。

当サイトについて、電力や温室効果ガス排出量の削減率を実測したとは述べません。まず処理時間、転送量、更新回数を記録し、推定値を使う場合は仮定と出典を併記します。

参考資料

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