問い自体も、5W1Hで絞り込めます。なぜなら、問いが広すぎると、何を決めるべきかが曖昧になるからです。
「どうすれば成果が出るか」という問いは、一見もっともらしく聞こえます。しかし、誰にとっての成果なのか、何を成果と見るのか、いつまでに達成したいのか、どこで実行するのか、なぜ今それを問うのか、どういう方法を想定しているのかが曖昧です。このままでは、集める情報も、出す選択肢も、評価の基準もばらけてしまいます。
たとえば「売上を上げるにはどうするか」という問いも、5W1Hで絞ると変わります。「既存顧客に、継続利用の価値を、次の三か月で、オンライン接点を通じて、解約防止のために、どの方法で届けるか」とすれば、考える範囲が明確になります。すると、広告拡大よりも、利用促進やフォロー施策が有力な選択肢になるかもしれません。
問いを絞ることは、可能性を狭めることではありません。意思決定に必要な範囲を定めることです。5W1Hは、問いの前提を分解し、何を決める問いなのかを明らかにします。よい答えは、よい問いから生まれます。そして、よい問いは5W1Hで設計できるのです。
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