5W1Hで選択肢は絞り込める

選択肢は、5W1Hを使えば絞り込めます。なぜなら、案の良し悪しを感覚ではなく、要素ごとに比較できるからです。

意思決定では、選択肢を増やすだけでは不十分です。増やした後に、どの案を残すかを決めなければなりません。そのとき5W1Hは、選択肢を整理するパラメータになります。誰に向けるのか、何を提供するのか、いつ行うのか、どこで実行するのか、なぜそれを選ぶのか、どう進めるのか。これらを一つずつ比べることで、曖昧な案は自然に落ちていきます。

たとえば集客施策を考える場合、「SNS広告」「紹介制度」「イベント開催」という選択肢があったとします。5W1Hで見ると、対象顧客、届ける価値、実施時期、接点、目的、運用方法がそれぞれ違います。もし目的が既存顧客の継続率向上なら、新規向けの広告より紹介制度のほうが合うかもしれません。

重要なのは、5W1Hを埋めることではありません。どの項目を固定し、どの項目を変数として扱うかを決めることです。選択肢を絞るとは、案を減らす作業ではなく、前提と目的に合わないものを外す作業なのです。

関連する相談テーマ:複数の選択肢を同じ基準で比較し、投資や事業判断につなげたい場合は、M&A・事業売却・投資判断の前提整理をご覧ください。

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