ChatGPT SitesとClaudeのArtifact、分かれ目はサーバー側の処理

Contents

はじめに

AIに頼んで作ったウェブページを、URLで人に渡す。この用途で、OpenAIのChatGPT SitesとAnthropicのClaudeのArtifactがよく並べて語られます。見た目は似ていますが、設計の前提が違います。

Sitesは、データベース、ファイル保管、ログイン、独自ドメインを備えたホスティングの仕組みです。ウェブサイトとウェブアプリに加えて、MCPサーバーも載せられます。Artifactは、会話や作業の成果を1枚のページとして残し、共有する仕組みです。自前のバックエンドは持ちません。その代わり、閲覧者自身のClaudeの利用枠でAIを呼び出せます。閲覧者自身がつないだアプリのデータの読み書きは、Sitesも企業向けプランの非公開サイトでできます。

この記事は、両社の公式ヘルプ、公式ドキュメント、公式ブログ、リリースノートだけを根拠に、2026年10月6日時点の仕様を並べたものです。公式資料に記載が見当たらない項目は「記載なし」とし、推測では埋めていません。

先に結論

  • 分かれ目は、作るものがサーバー側の処理を必要とするかどうか。必要ならSites、不要ならArtifactで足りることが多い。
  • 保存できる量が桁違い。SitesはD1データベース10GBとR2ストレージ(固定上限なし)。Artifactはページごとに20MB、テキストのみ。
  • MCPの向きが逆。SitesはMCPサーバーを置く側になれる。Artifactはコネクタを呼ぶ側にとどまる。
  • AIの費用の持ち方が違う。ArtifactのAI機能は閲覧者それぞれの利用枠を使い、作成者の負担はない。Sitesでサイト内からモデルを呼ぶ機能は、公式資料に記載が見当たらない。
  • Sitesは公開ベータで、対象プランには追加料金なしで含まれる。ベータ後の料金と、トラフィックの上限は未記載。
  • Sitesに置いたデータを書き出す公式の機能は見当たらない。書き出し用のページを自分で作る方法を、仮説として後半に示した。
  • リアルタイムの情報は、Sitesならサーバーから外部に直接取りに行ける。Artifactは閲覧者がつないだアプリ経由に限られ、更新ボタンで取り直せる。
  • 8つの評価基準で5段階に採点すると、Sitesが34点、Artifactが22点。差は保存、ログイン、運用、MCPの4項目から生まれ、残りの4項目はほぼ互角。
SitesとArtifactの仕組みの違い。Sitesはサーバー側の処理からD1データベース、R2ファイル保管、ログインにつながり、MCPサーバーも置ける。Artifactはclaude.ai上のページ1枚で、claude.aiの仲介により閲覧者のClaude利用枠と接続アプリを使う
Sitesはデータと処理を自分で持ち、Artifactは閲覧者の利用枠と接続を借りる

用語

MCP(Model Context Protocol)は、AIと外部のツールやデータをつなぐための共通の取り決めです。MCPサーバーは、ツールを提供する側のプログラムを指します。

この記事のArtifactは、2026年9月16日以降に作る現行の仕組みを指します。それ以前に会話で作ったものを、Anthropicは「レガシー」と呼んでいます。レガシーも引き続き動き、公開や共有もできますが、新しくは作れません。

基本の比較

項目ChatGPT SitesClaude Artifact
位置づけウェブサイトや軽量アプリを作り、ホスティングして共有する機能。公開ベータ作業の成果をclaude.ai上のページとして残し、共有する機能
時期2026年7月9日に公開ベータとして発表2026年6月18日にClaude Codeでの対応を発表。2026年9月16日以降に作るものが現行の仕組み
対象プランPlus、Pro、Business、Enterprise、Edu。FreeとGoは対象外作成はFreeを含む全プラン。データ保存と接続アプリはPro以上。Claude Codeからの公開はPro、Max、Team、Enterprise
料金公開ベータ期間中は対象プランに含まれる追加料金の記載なし。AI機能は閲覧者それぞれの利用枠を消費し、作成者の負担なし
作る場所ChatGPTデスクトップアプリの会話(@Sitesの指定など)。手元のプロジェクトからのデプロイにも対応。公開済みのサイトは、デスクトップのブラウザからも編集を続けられるClaudeとの会話(Web、デスクトップ、iOS、Android)とClaude Code
構成複数ページのサイトやアプリ。データベース、ファイル保管、認証をサーバー側で扱えるHTMLかMarkdownの1ページ。バックエンドなし。複数のルートは持てない
ページの容量記載なし表示されるページは16MiB以下

Sitesは、ChatGPTが作ったものをそのまま本番のURLで動かす前提で設計されています。公式ドキュメントは、デプロイしたURLはどれも本番で使える状態だと説明しています。Artifactの公式ドキュメントは逆に、バックエンドを持つ社内ツールは自社の基盤に置くよう案内しています。

データと連携

項目ChatGPT SitesClaude Artifact
データベースD1データベース、上限10GBページごとの保存領域、上限20MB。テキストのみ。各自の個人用と、全員で見る共有用を選べる
ファイル保管R2オブジェクトストレージ、固定上限なし画像、ファイル、バイナリは保存できない
ログインと利用者の識別公開サイトではSign in with ChatGPTを任意で使える。ワークスペース限定のサイトは組み込みの本人確認。利用者のメールと氏名をヘッダーで受け取れる。認可の判断はサーバー側で行うページ自体は閲覧者を認証できない。組織内で共有したページは、閲覧者がclaude.aiにサインインして見る
AIの呼び出しサイト内からモデルを呼ぶ機能は、公式資料に記載が見当たらないページからClaudeを呼び出せる。閲覧者が自分のアカウントでサインインし、各自の利用枠を消費する。APIキーは不要
外部アプリとの連携Business、Enterpriseで、対応する接続アプリをサイトに組み込める。閲覧者それぞれの接続と権限を使う。ワークスペース限定の非公開サイトが条件Claudeに接続済みのアプリやカスタムコネクタを読み書きできる(Pro以上)。閲覧者それぞれの接続を使い、最初に閲覧者の許可を求める。サインインしない公開リンクの閲覧者には動かない
MCPサイト上にMCPサーバーを置き、ChatGPTのプラグインとして使える。ヘルプはプラグインのホストを全プラン対象としている(Sites自体はFree、Goが対象外)。Business、Enterpriseは管理者の許可が必要MCPコネクタを呼ぶ側として使える。MCPサーバーを置く機能はない
定期実行Automationsでクラウドの定期実行を設定できる。閲覧者の接続アプリは使えない記載なし
外部への通信HTTP、HTTPS、WebSocketに対応。生のTCP接続、プライベートネットワークは非対応厳格なCSPのもとで動く。通信先は自身のオリジンとGoogle Fontsに限られ、外部スクリプトは指定の5つのCDNだけ
ファイルのダウンロード記載なしページ自身が始めるダウンロードは遮断される。ダウンロード機能を宣言して作る必要がある

両者とも、閲覧者の接続アプリを使うときは閲覧者本人の権限で動きます。作成者の権限で他人がデータを見る作りにはなっていません。違うのは、データを自分で持つかどうかです。Sitesはサイト自身がデータベースとファイルを持てます。Artifactが持てるのは、ページに付く小さなテキストの保存領域だけです。

1回の操作で、データはどこを通るか Sitesでは、訪問者の操作がサイトからサーバー側の処理へ進み、サイト自身のデータベースとファイル保管に届いて戻る。Artifactでは、閲覧者の操作がページからclaude.aiの仲介を通り、閲覧者自身のClaude利用枠と接続アプリに届いて戻る。 1回の操作で、データはどこを通るか ChatGPT Sitesデータはサイトの中で完結する 訪問者 サイト サーバー側 の処理 DBとファイル サイト自身が持つ ログインと 認可もここで Claude Artifactデータは閲覧者のアカウントを通る 閲覧者 ページ1枚 バックエンドなし claude.ai が仲介 Claudeと接続 閲覧者の枠と権限 作成者の費用 はかからない 出典:OpenAI、Anthropicの公式ドキュメント(2026年10月6日確認)
データの流れ。再生ボタンを押すと1回だけ動きます

リアルタイムの情報とページへの反映

最新の情報を取りに行けるか、取った情報がページの表示に反映されるかを、取り方ごとに並べます。

取り方ChatGPT SitesClaude Artifact
外部のAPIやWebから直接取るサーバー側からHTTP、HTTPS、WebSocketで外部に通信でき、APIキーなどの秘密の値も設定できる。取った情報をページに出す作りにできるページから外部への通信は、自身のオリジンとGoogle Fontsに限られる。直接は取れない
閲覧者の接続アプリから取るBusinessとEnterpriseの非公開サイトで、閲覧者ごとのアカウントで最新の情報を読み取れる。ヘルプは共有ダッシュボードを例に挙げているPro以上。ページを開いたときに取得し、一定の間隔または更新ボタンで取り直せる。結果は閲覧者のブラウザに一時保存される。サインインしない公開リンクの閲覧者には動かない
決まった時刻に取りに行くAutomationsでクラウドの定期実行を設定できる。閲覧者の接続アプリは使えないので、実行側がデータ元に入れる必要がある。OpenAIの活用例は、平日の朝にデータ元を確認し、変化があればダッシュボードを更新する流れを示しているページ自体に定期実行の記載はない。作成側でClaudeが内容を更新して公開し直すと、開いている人の画面にもその場で反映される
AIに調べさせるサイトの中からモデルを呼ぶ機能の記載はないページからClaudeを呼べる。ただし、その中でWeb検索などの道具を使えるという記載はない

外部のAPIやWebから直接取れるのはSitesだけです。Artifactは、閲覧者がClaudeにつないだアプリを経由する形に限られます。どちらも、常に取りに行く作りより、ページを開いたときと更新ボタンを押したときだけ取りに行く作りにすると、呼び出しの回数と利用量を抑えられます。

公開と運用

項目ChatGPT SitesClaude Artifact
公開範囲本人と管理者のみ、指定した人やグループ、外部の招待者、ワークスペース全体、インターネット公開。Enterprise、Eduは公開が既定でオフ。Businessは既定でオン最初は本人のみ。Pro、Maxは本人のみか、リンクを知る全員。Team、Enterpriseは指定した人、組織全体、リンクを知る全員。Team、Enterpriseの公開は既定でオフ
外部の人との共有名前を指定した外部の人を、サイトを公開せずに招待できる。招待された人は閲覧のみ組織外の特定の人だけを招待する方法は記載なし。組織外には、リンクを知る全員への公開で共有する
共同編集ワークスペースのメンバーを編集者にできる。公開範囲の変更、版の復元、所有者の移転は所有者だけTeam、Enterpriseで編集者を指定できる
版の管理保存した版と、公開する版を分けて扱う。手元のプロジェクトはGitのコミットと結びつく公開のたびに版が残り、閲覧者に見せる版を選べる
コメント記載なし組織内で共有した相手がページにコメントでき、Claudeに返信や修正をさせられる
独自ドメインとURL所有するドメインを接続できる(Enterpriseは提供開始時点で非対応)。ChatGPT側のURLも変更できる記載なし(claude.ai上のURL)
アクセス解析ユニーク訪問者数とページビューを自動で記録(Enterprise以外)記載なし
使えない用途と地域医療情報(PHI)、カード情報、13歳未満向け、金融取引などは不可。公開とベータの拡大は、提供開始時点でEEA、スイス、英国では非対応CMEK、HIPAA、ゼロデータ保持を有効にした組織では、Claude Codeから公開できない
削除削除したサイトは復元できないTeam、Enterpriseは保持期間を設定でき、Compliance APIで一覧と削除ができる

どちらを使うか

SitesとArtifactの選び方。データが大きいかファイルを扱うか、ログインで利用者を見分けるか、独自ドメインやアクセス解析、定期実行、MCPサーバーが要るか。一つでも当てはまればSites、すべて当てはまらなければArtifact
三つの問いのどれかに当てはまればSites
やりたいこと向いている方
利用者ごとの記録やスコアを保存するアプリSites(D1)
利用者からファイルを受け取る、画像をためるSites(R2)
ログインで利用者を見分け、権限を分けるSites
自社のドメインで公開し、アクセス数を見るSites
ChatGPTから呼べるツール(MCPサーバー)を作るSites
決まった時刻に中身を更新するSites(Automations)
作業の結果を1枚にまとめて見せる、比較を並べるArtifact
閲覧者自身のAI利用枠で、AI機能つきの道具を配るArtifact
閲覧者自身がつないだアプリのデータを、その場で表示するどちらも可。Sitesは企業向けプランの非公開サイトが条件
小さなチェックリストや投票を共有するどちらも可。Artifactは20MBのテキストに収まる範囲

Artifactにも保存領域があるので、小さな共有メモや集計ならArtifactで足ります。データが増える、ファイルを扱う、ログインが要る、のどれかに当たった時点で、Sitesに移す意味が出てきます。

具体例:ブラウザだけで動くドット絵アプリ

画像を入れると、指定したドット数と倍率でドット絵に変換し、PNGで保存できるアプリを、HTMLファイル1枚で作りました。処理はすべて閲覧者のブラウザの中で完結します。データベースもログインも使いません。

この種のアプリは、どちらに載せても動く見込みです。ただし、Artifactには一つ注意点があります。PNG保存のボタンは、ページ自身がダウンロードを始める作りです。公式ドキュメントによれば、Artifactのビューアはこれを遮断します。Artifactに載せるなら、ダウンロード機能を宣言して作り直す必要があります。

Sitesに載せる場合は、ChatGPTにコードを渡してデプロイを頼む形になります。作るのはChatGPTなので、デプロイ後のコードが元のファイルと同じかを照合し、画像の読み込み、減色、保存を実際に試すまでは、完成とは扱えません。

仮説:SitesのDBのデータを書き出す方法

2026年10月6日時点で、SitesのDB(D1)やファイル保管(R2)に置いたデータを書き出す公式の機能は、公式資料に見当たりません。ChatGPTのデータエクスポートの対象は会話履歴と関連データで、Sitesのコード、DB、ファイルが含まれるという記載はありません。バックアップや、時点を指定した復元の記載もありません。2026年9月14日にOpenAIの開発者フォーラムへ同じ趣旨の質問が投稿されましたが、OpenAIからの回答はまだありません。一方で、削除したサイトは元に戻せないと明記されています。

そこで、書き出しの仕組みをサイト自身に持たせる方法を、仮説として挙げます。まだ検証していません。

  1. ChatGPTに、DBの中身をCSVまたはJSONで返す書き出し用のページを作るよう頼む。Sitesはサーバー側の処理を持てるので、技術的には作れるはずです。
  2. 書き出しページはログイン必須にし、ログインした人のメールアドレスをサーバー側で照合して、所有者だけが使えるようにする。Sitesはログインした人のメールアドレスと氏名をサーバー側に渡すので、この照合に使えます。照合を画面側だけで済ませると、データが外に漏れます。
  3. 月に1回など決まった間隔で書き出し、Googleドライブなど手元に保管する。
  4. 書き出したファイルから別の環境にデータを戻せるかを、一度試しておく。戻せないバックアップは、バックアップの役に立ちません。

データをためるアプリをSitesで作るなら、この書き出しページを最初の設計に入れておくのが安全です。公式の書き出し機能が用意されたら、そちらに切り替えるのがよいでしょう。

仮説:GASとの連携

Googleのスプレッドシートの操作を自動化するGAS(Google Apps Script)とつなげるかを、公式資料から推測しました。どちらも検証していません。

  • Sites:直接つなげる見込みがある。GASをウェブアプリとして公開するとHTTPSのURLで呼べ、Sitesはサーバー側から外部にHTTPSで通信できるため。サイトのサーバーはGoogleにログインできないので、GASの公開範囲は全員にし、GAS側で合言葉のトークンを照合し、トークンはSitesの秘密の値に置く。BusinessとEnterpriseで通信先を制限している場合は、script.google.com と、GASが結果を返すときの転送先の script.googleusercontent.com の2つを許可する。
  • Sites(逆向き):GASから公開サイトを呼ぶことはできる見込み。ワークスペース限定のサイトはChatGPTのログインが必要なため、GASからは難しい。
  • Artifact:直接はつなげない。ページから外部への通信が制限されているため。スプレッドシートを読み書きするコネクタでシートを更新し、GASは同じシートを編集時や時刻で処理する、という間接的な形なら組める見込み。
  • Artifact(別案):GASをMCPのカスタムコネクタとして公開すれば直接呼べる可能性があるが、公式資料に例はない。

注意

  • Sitesは公開ベータです。ベータ終了後の料金、トラフィックの上限、保存容量の扱いは、2026年10月6日時点で公式資料に記載がありません。
  • Sitesで、サイト内からモデルを呼ぶ機能は確認できませんでした。Sign in with ChatGPTで閲覧者のプランを使う仕組みは別記事で説明されていますが、Sitesでの使い方は未確認です。
  • OpenAI Academyの早い時期の解説には「Sitesは今のところ外部のデータに直接つなげない」とあります。現行のヘルプは接続アプリの組み込みを説明しています。この記事は新しい方のヘルプに従いました。
  • Artifactの独自ドメインとアクセス解析は、公式資料に記載がありません。
  • 両サービスとも更新が速く、プランごとの細かな条件は管理画面の表示を優先してください。

評価基準ごとのスコア

ここまでの比較を、8つの評価基準で5段階に採点しました。5は公式資料で十分にできると確認できたもの、4は条件付きで十分にできるもの、3は条件が多いか一部だけできるもの、2はできることが限られるもの、1は記載がないかできないものです。2026年10月6日時点の公式資料の記載をもとに採点しています。

評価基準SitesArtifact根拠
データの保存52SitesはD1が10GB、R2は固定上限なし。Artifactは20MBまでのテキストのみ
ログインと利用者の識別52SitesはSign in with ChatGPTと、メールアドレスと氏名の受け取りに対応。Artifactはページ自体で認証できない
リアルタイムの情報の取得53Sitesは外部へ直接通信でき、定期実行もある。Artifactは閲覧者の接続アプリ経由と更新ボタンに限られる
閲覧者の接続アプリとの連携34SitesはBusinessとEnterpriseの非公開サイトだけで、ヘルプは読み取りと説明。ArtifactはPro以上で読み書きできるが、サインインしない閲覧者には動かない
AI機能の組み込み15Sitesは記載なし。Artifactは閲覧者の利用枠でClaudeを呼べ、作成者の負担なし
MCPサーバーの提供51SitesはMCPサーバーを置いてプラグインにできる。Artifactは呼ぶ側だけ
公開と共有の柔軟さ53Sitesは公開範囲が5段階で、外部の人を名前で招待できる。Artifactは本人、組織、リンクを知る全員
運用の機能52Sitesは独自ドメイン、アクセス解析、定期実行、版の管理。Artifactは版の管理とコメント
合計(40点満点)3422合計は目安。用途によって重みが変わる

合計はSitesが34点、Artifactが22点です。差の12点は、データの保存、ログイン、運用の機能、MCPサーバーの4項目から生まれています。この4項目ではSitesが20点、Artifactが7点です。残りの4項目では、Sitesが14点、Artifactが15点で、ほぼ並びます。

データをためる、利用者を見分ける、自社のドメインで運用する、といった業務アプリならSitesが向きます。作った成果を見せる、AI機能つきの道具を配る、すぐに共有する、といった用途ならArtifactが向きます。点数の高い方を選ぶのではなく、自分の用途に効く項目の点数で選ぶのが実用的です。

出典

いずれも2026年10月6日に公開ページを確認しています。

編集メモ

本記事は公開情報の整理です。両サービスの実際の挙動は、ドット絵アプリの例を除いて検証していません。ドット絵アプリについても、Artifactでのダウンロード遮断は公式ドキュメントの記述に基づくもので、Sitesでの動作は未検証です。SitesのDBのデータを書き出す方法は仮説で、検証していません。リアルタイムの情報の取り方とGASとの連携も、公式資料をもとにした整理と仮説で、実機では検証していません。評価基準ごとのスコアは公式資料の記載をもとにしていますが、評価基準の選び方と5段階の区切りは本稿で決めたものです。

Contents