訪問者とインプレッション数の違い

前提となる問い:何を知りたいのか?

Webサイト運営でよく目にする「訪問者数(Users)」と「インプレッション数(Impressions)」。

  • 訪問者数:実際にサイトを訪れたユーザーの数
  • インプレッション数:検索結果や広告枠にサイトが表示された回数

この2つの指標は似て非なるもの。どちらを重視すべきかを誤ると、得たい成果や改善策が見えにくくなります。


「訪問者数(Users)」とは何か?

  • 定義:期間内にサイトを訪れたユニークなユーザー数
  • 長所
    • 実際の訪問者の規模を把握できる
    • リピートユーザーと新規ユーザーの動向を切り分けやすい
  • 短所
    • 検索結果で表示されただけ(クリックされなかった)ユーザー行動は捉えられない
    • コンテンツの露出量(認知度)は測れない

「インプレッション数(Impressions)」とは何か?

  • 定義:検索エンジンの結果ページや広告枠にあなたのページ/広告が表示された総回数
  • 長所
    • サイトの認知拡大度を示す
    • 検索順位や広告入札の効果を可視化しやすい
  • 短所
    • 実際にクリックされるかどうかは分からない
    • インプレッションが多くても、サイトへの流入につながらない場合がある

どちらを参考にすべきか?指標選択のポイント

  1. 認知度アップが目標インプレッション数を重視
    • キーワード対策や広告運用の効果測定
  2. サイト内行動やコンバージョン獲得が目標訪問者数を重視
    • ユーザー獲得数、CVR改善のボトルネック特定
  3. 両者を組み合わせる
    • インプレッション増加に対して、クリック率(CTR)や訪問者数がどう変動したかを見る

ポイント

  • CTR(クリック率)=クリック数÷インプレッション数
  • 転換効率を高めるためには、インプレッション拡大と訪問者の質向上を両面から施策を立てることが重要です。

参考論文