APIキーの認証タイプとは、APIキーを使用してAPIへのアクセスを認証する方法のことです。主な認証タイプは以下の3つです。
1. クエリパラメータ認証
APIキーをリクエストのURLクエリパラメータとして送信する方法です。最もシンプルで実装が容易な認証タイプですが、URLにAPIキーが含まれるため、セキュリティ面では脆弱です。
2. ヘッダー認証
APIキーをリクエストヘッダーにAuthorizationフィールドとして送信する方法です。クエリパラメータ認証よりもセキュリティ面で優れています。
3. シグネチャ認証
APIキーに加えて、タイムスタンプやリクエスト内容などの情報に基づいて生成されたシグネチャをリクエストヘッダーに送信する方法です。最も安全な認証タイプですが、実装が複雑になります。
各認証タイプの比較
認証タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
クエリパラメータ認証 | 実装が容易 | セキュリティ面で脆弱 |
ヘッダー認証 | セキュリティ面で優れている | クエリパラメータ認証より実装が複雑 |
シグネチャ認証 | 最も安全 | 実装が複雑 |
どの認証タイプを選択するべきか
どの認証タイプを選択するべきかは、APIのセキュリティ要件と実装の容易さのバランスを考慮する必要があります。
- セキュリティが最も重要な場合は、シグネチャ認証を選択するべきです。
- 実装の容易さを重視する場合は、クエリパラメータ認証を選択する可能性があります。
- バランスの良い認証方法としては、ヘッダー認証があります。
参考資料
- API キーを使用して認証する – Google Cloud: https://cloud.google.com/docs/authentication/api-keys?hl=ja