APIは「Application Programming Interface」の略称で、アプリケーション同士が情報を交換するための仕組みです。ソフトウェア同士が通信し、データを取得したり、機能を呼び出したりするために使用されます。
APIの仕組み
APIは、リクエストとレスポンスという2つの要素で構成されています。
- リクエスト: クライアントと呼ばれるソフトウェアが、APIサーバーに送るデータ
- レスポンス: APIサーバーがクライアントに返すデータ
リクエストには、どのような情報や機能を求めているかが記述されます。レスポンスには、要求された情報や機能の実行結果が記述されます。
APIの種類
APIには、様々な種類があります。
- Web API: インターネット経由で利用できるAPI
- REST API: リソース指向のアーキテクチャに基づいたAPI
- SOAP API: XMLベースのメッセージングを利用するAPI
- GraphQL API: データグラフを操作するためのAPI
APIのメリット
APIには、以下のようなメリットがあります。
- アプリケーション開発の効率化: 既存の機能を利用することで、開発時間を短縮できます。
- アプリケーションの連携: 異なるアプリケーション同士を連携させることができます。
- データの共有: 異なるアプリケーション間でデータを共有できます。
- ビジネスチャンスの拡大: APIを公開することで、新たなビジネスチャンスを獲得できます。
APIの利用例
APIは、様々な場面で利用されています。
- 天気予報アプリ: 天気予報APIを利用して、天気情報を取得する
- 地図アプリ: 地図APIを利用して、地図を表示する
- ECサイト: 商品情報APIを利用して、商品情報を取得する
- SNS: ソーシャルログインAPIを利用して、他のサービスにログインする
APIの学習
APIについて学習するには、以下の方法があります。
- APIのドキュメントを読む: 多くのAPIは、ドキュメントが用意されています。
- APIチュートリアルを利用する: APIの使い方を学べるチュートリアルが用意されている場合があります。
- APIサンプルコードを利用する: APIの使い方を学べるサンプルコードが用意されている場合があります。
- API開発者コミュニティに参加する: API開発者コミュニティに参加して、他の開発者から学ぶことができます。
APIの関連情報
- REST API 入門: https://www.restapitutorial.com/
- GraphQL 入門: https://graphql.org/learn/
- API 開発者向けポータル: https://www.softwareag.com/ja_jp/resources/api/article/api-portal.html
参考資料
- https://www.restapitutorial.com/
- https://graphql.org/learn/
- https://www.softwareag.com/ja_jp/resources/api/article/api-portal.html
- https://aws.amazon.com/es/what-is/api/
- https://www.samurai-net.co.jp/media/api-alignment-structure-example-commentary/
日本語特有の注意点
- 日本語のAPIドキュメントは、英語のものよりも少ない場合があります。
- 日本語のAPIチュートリアルやサンプルコードも、英語のものよりも少ない場合があります。
- 日本語のAPI開発者コミュニティも、英語のものよりも規模が小さい場合があります。
その他
APIは、ソフトウェア開発において非常に重要な役割を果たしています。APIを理解することで、より効率的にアプリケーション開発を行うことができます。