Swaggerは、OpenAPI Initiative が策定した RESTful API の仕様を記述するためのオープンソース仕様です。以前はSwaggerと呼ばれていましたが、2016年に正式名称がOpenAPIに変更されました。
Swaggerの主な特徴
- 言語非依存: JSONまたはYAML形式で記述するため、プログラミング言語に依存せずにAPI仕様を記述できます。
- 機械可読: コンピュータが理解できる形式で記述するため、APIの自動生成やテストなどに利用できます。
- オープンソース: オープンソースプロジェクトとして開発されており、誰でも自由に利用できます。
Swaggerのメリット
- API開発の効率化: API仕様を標準化することで、開発者がAPIを理解しやすくなり、開発効率が向上します。
- APIのドキュメント自動生成: Swagger仕様から、APIのドキュメントを自動的に生成することができます。
- APIのテスト: Swagger仕様を利用して、APIのテストを自動的に実行することができます。
- APIの共有: Swagger仕様を公開することで、API利用者がAPIを簡単に理解し、利用することができます。
Swaggerの利用方法
Swaggerは、様々なツールを使って利用することができます。
- Swagger Editor: Swagger仕様を記述するためのエディタ
- Swagger Codegen: Swagger仕様から、各種プログラミング言語のクライアントライブラリを自動生成するツール
- Swagger Hub: API設計、開発、管理、公開を統合的に行うプラットフォーム
Swaggerの関連情報
- 公式サイト: https://swagger.io/
- 仕様書: https://swagger.io/specification/
- ツール: https://swagger.io/tools/
- コミュニティ: https://swagger.io/community/
参考資料
- https://swagger.io/specification/
- https://swagger.io/
- https://learning.postman.com/open-technologies/specifications/openapi/openapi/
- https://medium.com/@tiokachiu/must-read-openapi-generator-tutorial-practical-74eac84c0175
- https://lornajane.net/resource/intro-to-openapi
- https://qiita.com/shino365/items/80a50d6f1a6241ce52fa
- https://swagger.io/blog/api-strategy/difference-between-swagger-and-openapi/