本郷喜千(ほんごうよしゆき)と申します。
私は、生成AI技術の人間社会への浸透と新たな関係を築くために尽力している者です。特に生成AI、とりわけChatGPTおよび「GPTs」というカスタムAIアプリの開発に力を注いでおり、AIが人々の生活やビジネスの課題解決にどう役立つかを日々模索しています。
現在のような生成AI事業に特化するまでは、15年程度海外製の金融取引システムを日本国内の金融機関に導入するビジネスを行っていました。
2010年頃から海外システムの一部に深層学習技術を用いたAIが使用されるようになり、自社でもAIシステムの開発と販売を行ってきました。
ChatGPTは、2023年前半から使用しており、仕事で使用する書類作成やプログラミングに利用し、便利だなーと思っていた程度でした。
事業として生成AI分野に興味を持つきっかけとなったのは、特に早いわけではなく、2024年初旬に友人のレストラン経営者から相談されたのがきっかけでした。彼が「店舗の外観を分析して、より多くの集客につなげたい」と困っていたとき、ChatGPTを使って外観分析アプリを開発し、その課題解決を支援した経験があります。この成功を通じて、AIが実社会で多くのニーズに応えられる可能性に大きな手応えを感じたのです。
以来、様々な業界に向けて、実際の課題に即したカスタムAIアプリを300本以上開発し、各分野の業務効率化やイノベーション創出に貢献してきました。最近では、「ChatGPT はじめての GPTs のつくりかた」という書籍を出版し、AI初心者の方にもわかりやすくGPTsの開発方法を解説しています。この書籍は多くの方々に支持され、Amazonカテゴリランキングで1位を獲得することができました。
私が目指すのは、AIが単なる「便利なツール」を超えて、創造性を引き出すパートナーとして機能する世界です。教育、エンターテイメント、医療、福祉、建設といった幅広い分野でAIが活躍することで、人々が持つ本来の可能性をより引き出せるようにしたいと考えています。
私はこれからも、AI技術を活用して社会課題の解決に貢献し、未来に向けた「新しい価値」を提供できるよう、探究と学びを続けていきたいと考えています。
本郷喜千