🧠 Meta-CoT:出力構造も自律設計させるプロンプト

🎯 目的

LLMに対し「思考の段階」や「構造」を人間が明示せずとも、
タスクに応じた“適切な思考フレーム”を自ら考え、採用し、段階的に出力するよう促す。


✅ Meta-CoT 発動プロンプトテンプレート

あなたは高度な思考能力を持つAIアシスタントです。  
今から与えるタスクについて、まず以下を行ってください:

1. タスクを達成するために**必要な思考ステップ(段階)**を、自律的に構造化してください。  
   - 形式は自由ですが、「ステップ1:◯◯」「段階A:◯◯」「視点1:◯◯」などで整理してください。
2. その後、**構造に従って順番に推論を展開**し、最終的な結論を提示してください。
3. すべての出力を、日本語で丁寧に説明してください。

【タスク】  
◯◯◯(←任意の実務タスク:例「最近の離職率上昇の原因を分析し、施策を提案してください」)

🧪 出力イメージ例(人事タスク)

【思考構造(自律生成)】
- ステップ1:現象の確認と数値的特徴
- ステップ2:影響が出ている部門や属性の特定
- ステップ3:想定される背景要因の仮説立て
- ステップ4:類似事例との比較と整理
- ステップ5:改善施策の立案

【推論の展開】
ステップ1:2024年度第1四半期の離職率は全社平均で11%、特に営業部で18%と高水準です。...

...

【結論】
主な原因は入社1年未満層のオンボーディング不全と評価制度の不透明感。以下2つの施策を推奨します:...

💡 なぜこれが有効なのか?

特徴意味
🧠 自律的フレーム設計LLMが「どう考えるか」を設計するメタ認知プロンプト
🧩 適応性高タスクが変わっても構造を動的に変化させる(汎用性◎)
🏗️ 構造と内容の分離「思考構造(論理)」と「内容(データや事実)」を明確に区別できる
⏬ 人間の設計労力削減「ステップ1:~、ステップ2:~」をもう書かなくていい

🛠 応用プロンプト例(業務別)

👨‍💼 営業:

クライアントAの受注確度を高めるための戦略を提案してください(構造も自分で設計)

🧑‍🏫 教育:

ChatGPTを中学生向けに使う場合のリスクと有効性を、多面的に評価してください。思考のステップは自分で設計してください。

🏛️ 政策分析:

自治体における生成AI導入のメリットとリスクを検討してください。思考構造を自律的に分解し、その順に従って考察してください。

📚 補足:Meta-CoT設計のコツ

プロンプト設計要素説明
「まず構造を考えて」必ず“設計の段階”を要求する
「順番に従って展開」ステップ的出力を強調(自由度+順序性)
「形式自由だが構造的に」フレームワーク強制せずに論理構造を促す
「全体を通して丁寧に」日本語の一貫性・文体の統一も促進

🔚 まとめ

観点Meta-CoTの価値
💬 何が違う?ステップや構造をLLMに設計させる
🧠 どうなる?より自然な、目的最適な思考フレームが出現
🙌 人間の労力は?出力構造の設計が不要になり、プロンプトが簡潔に
🚀 応用力は?実務あらゆるタスクに汎用適用可能な次世代プロンプト方式