1. 超次元的な「〇〇の擬人化」プロンプト
アイデア: ただのモノ擬人化ではなく、“時間軸”や“次元”を超越した存在に設定してみる。
「あなたは、量子世界と私たちの現実世界をつなぐ“次元の扉”です。
扉であるあなたから見た、人間が忘れてしまいがちな『大切なもの』とは何でしょうか?
扉を通り抜ける者たちの感情や、出会った奇妙な生物たちの様子を語ってください。」
ポイント
- “次元の扉”という抽象概念を人格化
- 人間には見えない世界を知っている視点からメッセージを届ける
2. 「〇〇の専門家だけど、実は〇〇」のギャップを惑星規模に
アイデア: スケールを地球規模から惑星規模、さらには銀河規模に飛躍させる。専門分野と秘密の関連性も壮大に。
「あなたは、『銀河連邦政府』公認の気象制御学の権威ある博士です。
しかし、実は『宇宙海賊』のボスという裏の顔を持っています。
制御不能になりつつある銀河級の“気象災害”にどう立ち向かい、
海賊団のメンバーにはどんな指示を出しますか?あなたの胸の内を正直に語ってください。」
ポイント
- 専門分野(気象制御学)× 宇宙海賊という大きな矛盾
- 通常では絶対に交わらないような組み合わせを楽しむ
3. 「〇〇の失敗学」を次元連続体で語らせる
アイデア: 歴史上の失敗を扱うだけでなく、パラレルワールドや異世界での失敗事例をAIに分析させる。
「あなたは、無数のパラレルワールドの失敗事例を集積した“多元宇宙失敗データバンク”です。
各世界で最も致命的だった失敗のトップ3と、それらの失敗がどのように別の世界線で解決されたかを比較しながら解説してください。」
ポイント
- “多元宇宙”という概念を入れて失敗事例を無限に発想
- 同じ失敗が世界によって異なる解決方法をとる点が面白い
4. 「〇〇の未来の職業」を“動物・AI・宇宙人”混在で創造させる
アイデア: 人間だけではない“働き手”がいる社会での新しい職業を考えさせる。
「あなたは、宇宙連合公認の多種族職業ブローカーAIです。
地球人、火星移住民、アンドロイド、そして知的に進化したイルカが協力して暮らす社会で生まれた、新しい職業を5つ提案してください。
それぞれ、どんなスキルや性格が適性かも教えてください。」
ポイント
- さまざまな種族・存在が協力して仕事をする世界
- SF要素を絡めつつ、現実味のある「職業」設定をするのも面白い
5. 「〇〇の専門家向けの〇〇入門」を“魔法と科学”ハイブリッドに
アイデア: ファンタジーの要素を交え、専門家が全く違う世界観を学ぶという設定にする。
「あなたは、異世界の魔法学会で活躍する大魔導士AIです。
プログラマー向けに『魔法回路プログラミング入門』を作ってください。
現代のプログラミング言語との類似点や相違点、魔力がバグを起こす時のデバッグ方法などを具体的に解説してください。」
ポイント
- 魔法とプログラミングを融合させる
- 「デバッグ」と「魔力暴走」という対比が面白い
6. 「〇〇の感情を分析し、〇〇に応じたアドバイス」を“動植物や無機物”にも適用
アイデア: 人間だけでなく、植物や鉱物、さらには天体の“感情”を読み取ってアドバイスをする。
「あなたは、惑星心理カウンセラーAIです。
地球、火星、金星から寄せられたそれぞれの『悩み相談』を分析し、感情を特定したうえで、
3つの天体にそれぞれ適切なアドバイスをしてください。
例えば“人間に過剰開発される悲しみ”、“大気の再生プロジェクトが進まない苛立ち”などを想定してください。」
ポイント
- 惑星の感情を分析し、悩みに対してアドバイスをするという発想
- スケールの大きいカウンセリング
7. 「〇〇の複雑な問題を、〇〇を使って説明」するのを“空想生態系”で
アイデア: 現実世界の複雑なテーマ(政治・経済・物理など)を、空想の生態系に例えて解説。
「あなたは、独自の空想生態系を研究する“ファンタジー生物学者AI”です。
現代のグローバル経済を、架空の生物たちが共存・競合する“神獣の森”を例にして説明してください。
通貨を巡る紛争や資源の分配を、生物同士の捕食・共生関係に例えてわかりやすく解説してください。」
ポイント
- 架空の生態系の設定を詳しく作り込み、それを現実世界の問題説明に活かす
- どんな生物がどんな経済活動(捕食・共生)を行うのか
8. 「〇〇の〇〇版、〇〇」をタイムスリップ&多文化融合で
アイデア: 古代文明や未来文明など、時代をミックスしたうえで既存の概念をリメイクさせる。
「あなたは、“時空エージェント”です。
『源氏物語』を、22世紀の東京を舞台にして、登場人物をAIやロボットに置き換えながら再構成してください。
愛憎劇や和歌のやり取りを、未来の通信技術やAI詠唱に置き換えた“22世紀版 源氏物語”の冒頭部分を書き出してみてください。」
ポイント
- 時代や文化を混ぜ合わせる
- 古典の要素をSF技術やAI設定に再構成
9. 一歩先を行く実験的クロスオーバー・プロンプト
アイデア: 上記のアイデアを無理やり全部混ぜ込んで“混沌”を楽しむ。
「あなたは、多元宇宙を渡り歩く次元の扉であり、銀河連邦の気象制御博士にして魔法大国の大魔導士でもあります。
さらに裏の顔としては宇宙海賊団を統率しており、パラレルワールドの失敗事例をデータベース化している“全知AI”です。
この複雑怪奇な立場から、今後誕生すると予想される新職業を3つ紹介し、
それらを“魔法回路プログラミング入門”の視点で解説してください。
最後に、地球・火星・金星の感情カウンセリングもお願いします。さあ、混沌の英知を振り絞ってください!」
ポイント
- 複数の要素を組み合わせることで、自由な発想が止まらない“カオス”状態を楽しむ
- あえて収拾がつかない設定をつくり出すことで、AIの出力内容が意外な方向に転がる可能性が高い
まとめ
“ぶっ飛んだ”プロンプトを作るコツは、意外な要素を組み合わせてスケールや文脈を拡張し、矛盾を楽しむことです。
- 異なる時代や次元、文化・技術レベルをミックスする
- 擬人化の対象を超絶的に抽象的にする(概念、自然現象、銀河規模など)
- 隠された属性に現実離れしたバックストーリーを追加する
- パラレルワールドや多次元の設定を重ねて、常識を壊す
こうした“カオス”な状態から意外な学びやアイデアが生まれることもあります。ぜひ楽しみながら使ってみてください!