マークダウン記法での表の作成方法

マークダウン(Markdown)を使って表を作成するのは簡単で、基本的に「|(縦線)」と「-(ハイフン)」を使って表を構成します。以下にその基本的な書き方を説明します。

基本構造

マークダウンで表を作成するには、まず見出し行を作り、その下に区切り線を書いてデータ行を続けます。以下はその基本構造です。

| 見出し1 | 見出し2 | 見出し3 |
|---------|---------|---------|
| データ1 | データ2 | データ3 |
| データ4 | データ5 | データ6 |

このコードを実際に表示すると以下のようになります。

見出し1見出し2見出し3
データ1データ2データ3
データ4データ5データ6

各部の説明

  1. 見出し行: | 見出し1 | 見出し2 | 見出し3 | のように、各見出しを | で囲んで書きます。
  2. 区切り線: |---------|---------|---------| は各列を区切るために使います。ここに使う「-」の数は任意ですが、最低でも1つは必要です。
  3. データ行: 表の各行は見出しと同様に「|」で区切ります。

列の揃え方

列のデータを左揃え、右揃え、中央揃えにすることもできます。これには区切り線部分に「:」を追加します。

  • 左揃え: |:---------|
  • 中央揃え: |:--------:|
  • 右揃え: |---------:|

具体的な例を見てみましょう。

| 名前       | 年齢 | 出身地   |
|:----------|:----:|---------:|
| 山田太郎  |  25  | 東京     |
| 佐藤花子  |  30  | 大阪     |

このコードを実際に表示すると以下のようになります。

名前年齢出身地
山田太郎25東京
佐藤花子30大阪
  • 名前は左揃え。
  • 年齢は中央揃え。
  • 出身地は右揃え。

ポイント

  • | とテキストの間にはスペースを入れると読みやすくなりますが、スペースがなくても表として機能します。
  • 行末の | は省略することもできますが、整えた方が見やすくなります。

サンプル表の作成

もう少し複雑な表の例を作ってみましょう。

| 商品名       | 価格  | 在庫状況 |
|-------------|------:|:--------:|
| ノートパソコン | 120,000円 | 在庫あり |
| スマートフォン | 80,000円  | 在庫なし |
| タブレット     | 50,000円  | 在庫あり |

表示結果は以下の通りです。

商品名価格在庫状況
ノートパソコン120,000円在庫あり
スマートフォン80,000円在庫なし
タブレット50,000円在庫あり
  • 価格は右揃え(数字は右揃えにすると見やすいため)。
  • 在庫状況は中央揃え。

まとめ

  • | で列を区切る。
  • 見出し行の下に- を使った区切り線を引く。
  • : を使って、左揃え、中央揃え、右揃えを設定できる。

マークダウンの表はシンプルな表現ながら、見やすく構造化された情報を伝えるのに非常に便利です。最初は少し手間に感じるかもしれませんが、慣れると簡単に使いこなせるようになります!