GPTアプリ開発・販売方針

当社は2006年から事業を行っています。事業は金融システム開発から出発しましたが、ここ10年は主にAIのシステム開発に携わっており、特に医療系や建築業界向けのAIシステムを開発してきました。

最近では、ChatGPTを活用したアプリケーション（「GPTアプリ」と呼びます。）の開発に力を入れており、100以上の異なるタイプのアプリケーションを開発しています。GPTアプリは多様な業界や仕事に応用できる大きなポテンシャルを持っています。

私たちはGPTアプリの開発において、その応用可能性に大きなポテンシャルがあると考えています。GPTアプリ開発の世界は、2024年から開始したものであり、まだ生まれて間もないもので、誰もどうなってのか予想がつかない点も多々ありますが、今後のGPT-5などを見据えて、OpenAIが提供する技術を活用し、ビジネスモデルを構築していく方針です。特に、動画関連の本格的なAI技術が登場することで、ゲームチェンジが発生し、世界が大きく変わると考えており、その変化に向けた準備を進めています。

その準備の一環が、画像生成GPTアプリです。 なぜなら、OpenAIの開発中の動画生成AI「Sora」による動画生成はDALL-Eシリーズと同様のプロンプトで操作できると発表されているからです。

私たちはChatGPTをAI開発におけるドキュメント作成やコーディング補助で便利にChatGPTを使用する側でした。

2024年の初旬に、あるプロジェクトにおいてGPTを具体的に自分で作ってみることを提案され、やっていくうちに「これは面白い」とモチベーションに火がついた結果、夢中で開発を始めてここまで来ました。2024年3月時点で130種類以上のGPTをリリースしています。

スマホアプリをノーコードで作れるようになった時以上の衝撃です。

なにしろ、数年前まで数百万円から数千万円の予算と1年の時間をかけて開発していた画像認識アプリがChatGPT Plusのコストだけで数日でできてしまうわけですから。

これは世の中変わるぞ、と確信しました。

1点目は、GPTアプリの魅力的な点は、要求されたプロンプトに基づいて大規模言語モデルが自動でコンテンツを生成し、さまざまな用途に応じたアウトプットを得られる「柔軟性」にあります。これは従来のプログラミングに基づくアプリケーションでは不可能であった点です。

2点目は、特定の目的に合わせてカスタマイズされたアプリを簡単に作れる点が、開発者だけでなく、実際に業務に使用するユーザーにとって特に魅力的であると考えます。もちろん修正やバージョンアップも簡単です。

いくつかの例を挙げますと、地図から最適な立地をアドバイスするアプリや、店舗のファサードを評価して改善アドバイスを行うツール、さらには百貨店のショーウィンドウをデザインするアプリなどがあります。

これらのアプリは、AIによる初期の提案を基に、最終的には人間が仕上げる形で利用されることを想定しています。0から1までのプロセスのうち、0.8までをAIが担当し、残りの0.2を人間が担うことで、より高品質で実用的な成果物を生み出すことができます。

私たちは、GPTアプリを通じて、多様な業界での新たなビジネスモデルの構築や、既存のビジネスプロセスの効率化を目指しています。また、サブスクリプションモデルのような新しいマネタイズ戦略を検討しており、GPT技術の可能性を最大限に活用することで、企業や個人が直面する課題の解決に貢献したいと考えています。

具体的には、AIが提供できる洞察や解析を活用して、よりパーソナライズされたサービスや製品の開発を推進し、顧客体験の向上を図ります。また、AI技術の進化に伴い、未来のビジネスシーンでは、人間とAIが共同で作業を行う「ハイブリッド型の作業スタイル」が一般的になると予測しています。これにより、人間の創造性とAIの効率性が組み合わさり、これまでにない価値を生み出すことが可能になります。

私たちは、教育や医療、建築など、様々な分野でのGPTアプリの応用を積極的に進めていく予定です。

GPTアプリは、ユーザーからの具体的な指示やデータ入力を基に、様々な情報や分析結果を生成することが可能です。このプロセスは、特定の情報や分析方法をGPTに組み込むことで実現可能です。それによりGPTは特定の分析や情報の要求に応じた報告書などを出力します。

このプロセスには、事前に設定された条件やパラメータが必要であり、その精度や有用性は、これらの設定に大きく依存します。

当社で開発しているGPTアプリをお客様の環境で動かしたい、といったサービスは、月額制のサブスクリプションを導入予定です。

例えば、月額一定の費用でGPTアプリを使用でき、これにより高度な画像生成や特定の指示に基づくタスクへの適用が可能になります。このサブスクリプションを通じて、ユーザー様にはさまざまな機能にアクセスでき、ビジネスやマーケティング、デザインなどの分野での利用を行っていただくことを想定されています。

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