マーケティング・ノウハウの解体

戦略的プロセス、実践的フレームワーク、およびデータ駆動型実行

画像クリックでインフォグラフィックサイトに遷移します。

1. 序論:マーケティングの本質と現代的定義

マーケティングは、単なる「広告宣伝」や「販売促進」といった個別の戦術を指す言葉ではなく、企業の事業活動の根幹を成す戦略的プロセスである。その本質を理解することは、あらゆるノウハウを習得する上での第一歩となる。

1-1. マーケティングの目的:「売れる仕組み」から「価値創造」へ

経営学の泰斗ピーター・ドラッカーは、「マーケティングの目的は、顧客を知り、理解することであり、製品やサービスが顧客に適合し、それ自体が売れるようにすることである」と定義した 1。これは、マーケティングの理想的な成果が「セリング(販売活動)を不要にする」ことにあるという、顧客理解の重要性を示唆している。

この思想は、フィリップ・コトラーによって「価値を創造し、提供し、伝達するプロセス」1、あるいは「顧客の生活を改善するための総合的なアプローチ」1 として、より発展的に定義されている。

1-2. 中核を成す3つの概念:「顧客価値」「顧客中心」「継続的プロセス」

現代のマーケティング定義を分析すると、共通して3つの中核概念が浮かび上がる 1

  1. 価値の創造 (Value Creation): すべての定義に共通する中核であり、単なる機能的価値を超え、情緒的、社会的な価値を顧客や社会と共に創造することが中心的な役割とされる 1
  2. 顧客中心 (Customer-Centric): 顧客のニーズと欲求を深く理解し、それに応じた価値を提供することが、すべての戦略の起点となる 1
  3. プロセス (Process): マーケティングは一時的なキャンペーンではなく、価値の創造から伝達、提供に至るまでの一連の制度であり、継続的に行われる活動である 1

1-3. 現代におけるマーケティングの重要性:持続可能性と関係性

ドラッカーの時代から現代に至るまで、マーケティングの定義は市場環境の変化を反映して進化してきた。特に注目すべきは、企業の社会的責任への言及である。日本マーケティング協会(JMA)は、マーケティングを「より豊かで持続可能な社会を実現するための構想でありプロセス」と定義しており 1、セス・ゴーディンも「世界に変化をもたらす行為」と表現している 1

この定義の変遷は、単なる学術的な違いではなく、市場における権力構造の変化を反映している。情報化社会において、消費者は「何を」売っているかだけでなく、「なぜ」その企業が存在するのか(社会的責任、存在意義)を重視して購買を決定するようになった。したがって、現代のマーケティング・ノウハウは、この「社会的価値」の側面を戦略に組み込むことが必須となる 1

また、1990年代以降の「関係性マーケティング」の台頭により、短期的な取引の成立から、顧客ロイヤルティの構築と長期的な関係維持へと重点がシフトしている 1

この文脈において、中核概念の中で最も見落とされがちなのが「プロセス」である 1。マーケティングが単一の部署(マーケティング部)に閉じ込められる「サイロ型」であってはならず、製品開発、営業、カスタマーサポートといった他部門と連携し、顧客との長期的な関係を構築する「プロセス」として機能しなければならない。この視点は、後述するBtoBマーケティングにおける部門間連携 2 やCRM(顧客関係管理)3 の重要性と直結している。

2. マーケティング戦略の羅針盤:体系的プロセス(R-STP-MM-I-C)の概観

マーケティング・ノウハウとは、個別の戦術の寄せ集めではなく、戦略立案から実行・評価に至るまでの一貫した思考プロセスである。

2-1. 戦略的思考のフレームワーク

マーケティング活動は、一般的に以下の6つのプロセスで構成される 4

  1. 市場分析
  2. セグメンテーション(市場細分化)
  3. ターゲティング(市場の選定)
  4. ポジショニング(立ち位置の明確化)
  5. マーケティングミックス(具体的施策の策定)
  6. 実行と評価

本レポートでは、この標準的なプロセスを、より実践的な業務フローに落とし込んだ「R-STP-MM-I-C」モデル 5 に基づいて解説を進める。

  • R (Research): 市場調査・環境分析
  • STP (Segmentation, Targeting, Positioning): 戦略的中核
  • MM (Marketing Mix): 具体的施策(4P/4C)
  • I (Implementation): 戦術の実行
  • C (Control): 評価・管理

このR-STP-MM-I-Cモデルは、単なるステップの羅列よりも優れた概念モデルである。なぜなら、それは「戦略フェーズ(R-STP)」と「戦術フェーズ(MM-I-C)」を明確に分離しているからである 6。多くの企業が失敗する典型的な原因は、戦略的基盤(R-STP)を構築する前に、戦術(MM – 例:「競合がやっているからSNSを始めよう」)に飛びつくことにある。本レポートは、この「戦略→戦術」という不可逆的な流れの重要性を強調する。

2-2. BtoBとBtoCにおけるプロセスの共通点と相違点

基本的なマーケティング・プロセス(R-STP-MM-I-C)の骨格は、BtoB(企業間取引)とBtoC(消費者向け取引)で共通である 4。しかし、それぞれの購買プロセスが根本的に異なるため、実行される施策は大きく異なる 2

  • BtoC: 購買単価は比較的低く、購買目的は感情的または個人の課題解決である。検討期間は短く、意思決定者は個人である 2
  • BtoB: 購買単価は高く、購買目的は合理的(企業の課題解決、ROI最大化)である 2。検討期間は長期にわたり、意思決定には複数の担当者や部門が関与する 2

したがって、ノウハウとは「プロセスという骨格(R-STP-MM-I-C)は同一だが、その骨格の中で実行される施策(例:Rで収集するデータ、Sのセグメント変数、MMのプロモーション手法)が根本的に異なる」と理解することである。

3. 市場調査と環境分析:戦場の把握

戦略フェーズの第一歩は「R (Research)」であり、自社を取り巻く環境を客観的に把握することである 5。このフェーズでは、自社でコントロールできない「外部環境」と、コントロール可能な「内部環境」を分析する 5。PEST、3C、SWOTといったフレームワークは、この段階で連続した分析チェーンとして機能する。

3-1. マクロ環境分析:PEST分析

PEST分析は、自社ではコントロールできないマクロ(巨視的)な外部環境要因が、自社にどのような影響を与えるかを分析する手法である 5

  • Politics (政治): 法律、規制、税制、政治動向など
  • Economy (経済): 経済成長率、金利、為替、インフレなど
  • Society (社会): 人口動態、ライフスタイル、価値観の変化、教育水準など
  • Technology (技術): 技術革新、特許、ITインフラなど

PEST分析の実践的なプロセスは、以下の6ステップで構成される 7

  1. 目的の明確化と情報収集: 分析の目的を定め、官公庁の統計データなど信頼できる情報源から最新の情報を収集する 7
  2. PESTへの分類: 収集した情報を4つの要因に分類する 7
  3. 「事実」と「解釈」の分離: 収集した情報を「客観的な事実」と「主観的な解釈」に厳密に分離する 7
  4. 影響評価: 各要因を、自社にとっての「機会 (Opportunity)」と「脅威 (Threat)」に分類する 7
  5. 優先順位付け: 影響の大きさと発生時期(緊急度)で優先順位を付ける 7
  6. 戦略への反映: 分析結果を具体的な事業戦略やマーケティング方針に落とし込む 7

このプロセスにおいて、ステップ3の「事実と解釈の分離」は、専門家と初心者を分ける極めて重要なノウハウである 7。多くのチームは、「事実」(例:人口が減少している)と「解釈」(例:だから我々の市場は縮小する)を混同し、不毛な議論に陥る。「事実」は客観的であり、議論の余地はない。戦略的な議論とは、「この事実を、我々は『脅威』と解釈するか? それとも『機会』(例:高齢者向け新市場)と解釈するか?」という解釈の段階で発生する。この分離ステップ 7 は、分析を単なる情報収集から、真の戦略的議論へと昇華させるための強力なファシリテーション・ツールである。

3-2. ミクロ環境とKSF(重要成功要因)の発見:3C分析

PESTがマクロ環境を分析するのに対し、3C分析は市場や競合といったミクロ(微視的)な環境を分析するフレームワークである 5

  • Customer (市場・顧客): 市場規模、成長性、顧客ニーズの変化など
  • Competitor (競合): 競合のシェア、戦略、強み・弱みなど
  • Company (自社): 自社のリソース、強み・弱み、既存事業の状況など

3C分析を実践する上で最も重要なのは、分析の「順序」である。必ず「市場・顧客」→「競合」→「自社」の順で分析を進める 9。この順序は、外部環境(顧客と競合)の変化を起点に、自社が取るべき戦略を導き出すために不可欠である。

3C分析の最終目的は、外部環境(市場・競合)の分析と内部環境(自社)の分析を比較し、その事業におけるKSF (Key Success Factors:重要成功要因)、すなわち成功の鍵となる要因を見つけ出すことである 5

この分析は、新規事業の立ち上げ時や、既存事業の戦略見直し時に特に有効である 9。特にBtoB領域では、顧客の意思決定プロセスが長く環境変化の影響を受けやすいため、四半期ごとなど定期的な3Cのアップデートが推奨される 9

3-3. 戦略的インサイトの導出:SWOT分析とクロスSWOT分析

PEST分析(マクロ外部環境)7 と3C分析(ミクロ外部環境・内部環境)5 によって収集・整理された情報は、次にSWOT分析のインプットとして活用される。

SWOT分析は、内部環境と外部環境を4象限に整理する現状分析手法である 5

  • 内部環境:
  • Strength (強み): 自社の強み(Company)
  • Weakness (弱み): 自社の弱み(Company)
  • 外部環境:
  • Opportunity (機会): 市場の機会(Customer/PEST)
  • Threat (脅威): 市場の脅威(Competitor/PEST)

SWOT分析自体は、情報を整理するツールに過ぎない。真の「戦略」は、その後に続く「クロスSWOT分析」によって初めて生成される 12。クロスSWOT分析は、4つの要素を掛け合わせ、具体的な戦略オプションを導出する 12

  1. SO戦略 (強み × 機会): 積極化戦略
  • 自社の「強み」を活かし、外部の「機会」を最大限に捉える戦略 12。例:高い技術力(強み)を活かし、成長市場(機会)向けの新製品を開発する 12
  1. ST戦略 (強み × 脅威): 差別化戦略
  • 自社の「強み」を活かし、外部の「脅威」の影響を回避・軽減する戦略 12。例:高品質(強み)により、価格競争(脅威)に巻き込まれないポジションを確立する 12
  1. WO戦略 (弱み × 機会): 改善戦略
  • 自社の「弱み」を克服・改善することで、外部の「機会」を活かす戦略 12。例:販売チャネルの弱さ(弱み)を補うため、オンラインPF(機会)を活用する 12
  1. WT戦略 (弱み × 脅威): 防衛・撤退戦略
  • 「弱み」と「脅威」が重なる最悪の状況に対応する戦略。事業縮小や撤退も視野に入れる 12

これらの環境分析フレームワークは、個別のツールではなく、**「PEST/3C(インプット収集) → SWOT(インプット整理) → クロスSWOT(戦略生成)」**という、戦略を導き出すための一連のプロセスとして機能するのである。

表1:統合的環境分析フレームワーク (Integrated Environmental Analysis Framework)

フレームワーク名分析対象主な目的参照
PEST分析マクロ外部環境政治・経済・社会・技術が自社に与える「機会」と「脅威」を特定する。5
3C分析ミクロ環境(顧客・競合)
内部環境(自社)
市場と競合を分析し、自社と比較することで、KSF(重要成功要因)を発見する。5
SWOT分析内部環境
外部環境
PEST/3Cの分析結果を「強み」「弱み」「機会」「脅威」の4象限に整理・要約する。5
クロスSWOT分析SWOTの4要素の組合せ整理したSWOT要素を掛け合わせ、具体的な4つの戦略(SO, ST, WO, WT)を生成する。12

4. 戦略的中核:セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング

環境分析(R)によってKSFが明らかになったら、戦略フェーズの中核である「STP」に移る 16。STPは、企業が行う最も重要な戦略的決定、すなわち「どの顧客に価値を提供し、どの顧客を意図的に無視するか」という選択そのものである。

4-1. セグメンテーション(S:市場細分化)

セグメンテーションとは、不特定多数で構成される市場全体を、類似のニーズや特性を持つ顧客グループ(セグメント)に分割するプロセスである 5。市場を細分化するための主要な「切り口(変数)」には、以下の4つがある 5

  • 地理的変数 (Geographic): 国、地域、都市、気候、環境 5
  • 人口動態変数 (Demographic): 年齢、性別、家族構成、職業、所得 5
  • 心理的変数 (Psychographic): 価値観、ライフスタイル、嗜好性、性格 5
  • 行動変数 (Behavioral): 購買状況、使用頻度、求めるベネフィット(便益)5

細分化したセグメントが、戦略の対象として有効かどうかを評価するために、実務では「4Rの原則」と呼ばれるフィルターが用いられる 16

  1. Rank (優先度): 自社の戦略的優先度と合致しているか。
  2. Realistic (有効性): 十分な利益を確保できる市場規模があるか。
  3. Reach (到達可能性): そのセグメントに効果的にアプローチ(広告、流通)できるか。
  4. Response (測定可能性): 市場規模や施策への反応を測定できるか。

この4Rは、戦略的選択における典型的な失敗を防ぐ。例えば、「Realistic(市場規模)」は大きいが「Reach(到達可能性)」が低いセグメント(例:どうアプローチして良いかわからない層)をターゲットに選ぶ、といった失敗を回避させる 16

4-2. ターゲティング(T:市場の選定)

ターゲティングとは、セグメンテーションで分割・評価したグループの中から、自社が狙うべき市場(ターゲット)を決定するプロセスである 5。その際、自社の強みを活かせるか、競合優位性を築けるか、そして設定した目標を達成可能かを評価する 5

主要なターゲティング戦略には、以下の3つの類型がある 16

  1. 無差別型マーケティング: セグメント間の違いを無視し、単一の製品で市場全体を狙う(マス・マーケティング)。
  2. 差別型マーケティング: 複数のセグメントを選定し、それぞれに最適化された異なる製品やマーケティング戦略を展開する(大企業に多い)。
  3. 集中型マーケティング: 特定のセグメント(ニッチ市場)に経営資源を集中投下する(リソースの限られる中小企業やスタートアップに適している)。

4-3. ポジショニング(P:立ち位置の明確化)

ポジショニングとは、選定したターゲット顧客の頭(マインド)の中で、競合製品と対比した際の自社製品の明確な「独自の立ち位置」を確立する活動である 5

このプロセスで非常に有効なツールが「ポジショニングマップ」である 5。これは、縦軸と横軸の二次元マップ上に、自社と競合の製品・サービスを配置し、市場における相対的な位置関係を視覚化するものである 5

ポジショニングマップを作成する際の「ノウハウ」は、マップの「軸」の選び方にある。この軸は、企業側の都合(例:品質、機能)ではなく、**ターゲット顧客が購買時に重視する要因(KBF: Key Buying Factor)**でなければならない 5

初心者は、「価格」と「品質」のような、常に「右上(高品質・高価格)」が理想となる自明な軸を選びがちである。真のノウハウとは、SとTで決定したターゲットセグメントの視点に立ったKBF(例:「価格」対「デザイン性」、「機能性」対「手軽さ」)を軸に据えることである 5。これにより、競合がひしめくレッドオーシャンではなく、顧客ニーズは存在するが競合が提供できていない空白地帯(ブルーオーシャン)を視覚的に発見し、自社の独自性を確立することが可能になる 5

5. [MM] 具体的施策の策定:マーケティング・ミックス(4Pと4C)

STPによって「誰に、どのような価値を提供するか」という戦略が定まったら、次はその戦略を具体的な戦術に落とし込む「MM (Marketing Mix)」のフェーズに移る 5

5-1. 企業視点「4P」:実行のフレームワーク

マーケティング・ミックスの最も伝統的かつ強力なフレームワークが、E.J.マッカーシーによって提唱された「4P」である 5。これは、売り手側(企業)の視点から、戦略を実行に移すためにコントロールすべき4つの主要な要素を定義する 5

  1. Product (製品): 顧客に提供する製品やサービスの機能、品質、デザイン、ブランド、パッケージ、アフターサービス 18
  2. Price (価格): 製品やサービスの価格設定、割引、支払条件 18
  3. Place (流通): 顧客に製品を届けるまでの経路、チャネル(例:直営店、ECサイト、代理店)、在庫管理 18
  4. Promotion (販促): 顧客に製品の存在を知らせ、購買を促す活動(広告、PR、人的販売、SNS)18

STPで決定したポジショニングと、4Pの各要素は、一貫していなければならない。例えば、「高品質・高価格」でポジショニングした製品(STP)を、安売り店(Place)で大々的な値引き(Price)を行って販売(Promotion)すれば、戦略全体が破綻する。

5-2. 顧客視点「4C」:4Pの戦略的検証

4Pが企業中心的なアプローチであるという批判に応え、ロバート・ローターボーンは、買い手側(顧客)の視点に立った「4C」を提唱した 19

  1. Customer Value (顧客価値): 顧客が感じる本質的な価値(Productの対)。
  2. Cost (顧客コスト): 顧客が支払う総コスト(金銭だけでなく、時間や労力も含む)(Priceの対)。
  3. Convenience (利便性): 入手や利用のしやすさ(Placeの対)。
  4. Communication (コミュニケーション): 企業との双方向の対話(Promotionの対)。

4Pと4Cは、「どちらかを選ぶ」ものではなく、**「チェック・アンド・バランス(抑制と均衡)」**のシステムとして機能させることに、専門的なノウハウがある。

実務では、まず4P(企業視点)を用いて実行可能な施策を構築し、次に4C(顧客視点)のレンズを通して、その施策が顧客にどう受け止められるかを徹底的に検証する。例えば、「Priceを5,000円に設定した(4P)」に対し、「顧客は、その製品を入手するための時間や労力(Cost)と得られる価値(Value)を天秤にかけ、これを妥当な『Cost』として認識するだろうか?(4C)」と自問する。この検証プロセスが、企業側の論理の押し付けを防ぎ、戦略の精度を高める。

表2:4Pと4Cの対応と戦略的検証 (4P/4C Correspondence and Strategic Validation)

4P(企業視点)4C(顧客視点)主な戦略的検証ポイント(ノウハウ)参照
Product (製品)Customer Value (顧客価値)企業が提供したい「機能」は、顧客が求める「価値(課題解決)」と一致しているか?19
Price (価格)Cost (顧客コスト)設定した「価格」は、顧客が支払う金銭・時間・労力の総「コスト」に見合っているか?19
Place (流通)Convenience (利便性)企業が構築した「流通チャネル」は、顧客にとって最も「便利」な入手経路か?19
Promotion (販促)Communication (コミュニケーション)企業からの「一方的な販促」になっていないか? 顧客との「双方向の対話」が設計されているか?19

6. [I] 戦略の実行:現代の主要戦術と顧客エンゲージメント

6-1. [I](Implementation:実行)フェーズの全体像

「I (Implementation)」フェーズは、R-STP-MMで計画された戦略と戦術を、実行に移す段階である 6。現代のマーケティング実行において、デジタルマーケティングとCRM(顧客関係管理)は、不可分の中核を成す。

6-2. デジタルマーケティング戦略の展開

デジタルマーケティングとは、インターネット、AI、IoTなどのデジタル技術を活用し、顧客にアプローチするマーケティング手法の総称である 20。これは、WebサイトやWeb広告を中心とする「Webマーケティング」20 よりも広範な概念であり、アプリ、メール、デジタル広告、MA、IoT機器など、あらゆるデジタルチャネルを通じた顧客データの収集・分析・活用を含む 20

主要な手法には以下のようなものがある 20

  • Webサイト運用/SEO: すべてのデジタル活動の「ハブ(中心拠点)」となるWebサイトを運用し、SEO(検索エンジン最適化)によって検索結果からの流入を図る 20
  • Web広告: リスティング広告(検索連動型広告)やリターゲティング広告など、短期間で成果を出すために有効な手法 21
  • コンテンツマーケティング: 顧客の購買プロセス(カスタマージャーニー)に沿って、価値あるコンテンツ(ブログ記事、ウェビナー、ホワイトペーパーなど)を提供し、見込み客の信頼を獲得・育成する 20
  • SNSマーケティング: 顧客との直接的なコミュニケーションやコミュニティ形成、ブランド認知の拡大に用いる 20
  • MA (マーケティングオートメーション): 獲得した見込み客(リード)のWebサイト上での行動履歴などをスコアリング(点数付け)し、Eメール配信などのコミュニケーションを自動化するツール。業務効率化と精緻なアプローチを両立させる 20

6-3. 顧客関係管理(CRM)の実践的ノウハウ

CRM (Customer Relationship Management) は、顧客との良好な関係を構築・維持し、LTV (Life Time Value:顧客生涯価値) を最大化するための戦略、プロセス、およびシステムを指す 3

CRMの実践的なノウハウは、以下の3つのステップに集約される 3

  1. 顧客データベースの構築: 顧客に関するあらゆる情報(属性、行動履歴、対応履歴)を一元管理する基盤を構築する。これがCRM施策の成果を高めるための最重要ポイントである 3
  2. セグメンテーション: 構築したデータベースを活用し、顧客を特定の基準(例:優良顧客、離反予備軍)でグループ分け(セグメンテーション)し、効率的・効果的なアプローチを可能にする 3
  3. KPI設定と実行: 目的(KGI)と中間指標(KPI)を明確に設定し 3、セグメントごとに最適化された施策(パーソナライズドメール、フォローアップなど)を実行する 3

6-4. CRMの核:BtoB顧客データベースの構築

特にBtoBマーケティングにおいて、CRMの核となる顧客データベースの構築は、戦略の成否を分ける。その構築手順は、使用するツール(Excelや専用CRMツール)に関わらず、基本的に「1. 管理項目を決定する」「2. 顧客情報を入力する」「3. レイアウトを調整する」というステップを踏む 23

BtoBのデータベースは、BtoC(個人情報が中心)とは異なり、BtoBの戦略的特性(複数の意思決定者、長期の検討期間 2)を反映した項目が必須となる 23

  • 企業情報: 企業名、業種、資本金、従業員数、決算時期、上場区分
  • 担当者情報: 氏名、部署、役職
  • 関係性情報: 決裁者の情報自社との接点履歴(例:どのセミナーに参加したか)、契約状況・契約履歴、要望・クレーム

これらのBtoB特有の項目(例:「決裁者の情報」「接点履歴」)23 は、BtoB戦略(「複数の意思決定者」「長い検討期間」)2 の物理的な現れである。したがって、このデータベースを正しく構築することは、BtoB戦略を実行するための運用上の大前提であり、これが無ければBtoBマーケティングは機能不全に陥る。

表3:BtoB顧客データベース必須項目とその戦略的理由 (Essential BtoB Customer Database Fields and Their Strategic Purpose)

データベース項目具体例戦略的目的(BtoBの特性との関連)参照
役職 / 決裁者の情報担当者:課長、決裁者:部長BtoBの「複数の意思決定者」特性に対応し、非決裁者への無駄なアプローチを防ぐため。2
自社との接点履歴2ヶ月前にセミナーA参加、1週間前に資料BダウンロードBtoBの「長い検討期間」における顧客の興味度(確度)を測り、最適なタイミングでアプローチするため。2
決算時期3月予算が策定される「決算時期」の前にアプローチを集中させ、商談化率を高めるため。23
契約状況・履歴プランAを契約中、2年前に失注既存顧客へのアップセル/クロスセル、または過去の失注顧客への再アプローチ(掘り起こし)のため。23

デジタルマーケティング(DM)とCRMは、独立した活動ではなく、**共生的なループ(Symbiotic Loop)**を形成する。DM(SEO、広告、コンテンツ)が新規のリードを獲得し(リードジェネレーション)、そのリード情報はCRMのデータベース 23 に蓄積される。次に、CRMがそのデータベース(セグメンテーション)に基づき、DM戦術(主にEメール)を用いてリードを育成する(リードナーチャリング)。MA 22 は、このDMとCRMを接続し、CRM内のデータ(行動履歴)に基づいて育成プロセスを自動化するエンジンとして機能する。この統合システムこそが、現代の(特にBtoB)マーケティングの実行「ノウハウ」である。

7. [C] 評価と改善:データ駆動型マーケティングの実現

7-1. [C](Control:管理)フェーズの全体像

「C (Control)」フェーズは、実行(I)した施策の結果を評価し、次の計画(P)につなげる、R-STP-MM-I-Cプロセスの最後の、しかし最も重要なステップである 6。これは、継続的な改善サイクルである「PDCA」11 の「C (Check:評価)」と「A (Action:改善)」に相当する。

このフェーズは、カスタマージャーニーマップ(質的地図)データ分析(量的測定ツール)KPI(指標)、**PDCA(運用プロセス)**という4つの要素が統合された「評価・管理システム」として機能する。

7-2. 顧客中心の「質的」分析:カスタマージャーニーマップ(CJM)

カスタマージャーニーマップ(CJM)とは、顧客が製品やサービスを認知し、購入・利用するまでの一連の体験(行動、思考、感情)を、時系列で可視化した「地図」である 26

CJM作成の最大のメリットは、以下の2点にある。

  1. 課題の抽出と優先度付け: 顧客体験の「ペインポイント(不満、課題)」がどの段階で発生しているかを特定できる 26
  2. 関係者間の共通認識の形成: 顧客視点での課題を可視化・共有することで、部門横断的な議論(例:営業部、開発部)を促進する 26

CJM作成のノウハウは、まず「As-Is(現状)」のマップを作成することにある 26。企業側の憶測や理想(To-Be)ではなく、設定したペルソナ(顧客像)27 の視点に立ち、実際の顧客の行動や感情に基づいて現状の課題(ギャップ)を洗い出すことが、改善の第一歩となる 26。この「As-Is」のCJM作成(ペインポイントの発見)こそが、PDCA 11 における「C (Check)」であり、次の「A (Action)」および「P (Plan)」(例:検討段階での情報不足を解消するコンテンツを作成する)を生み出す起点となる。

7-3. 顧客中心の「量的」分析:主要データ分析フレームワーク

CJMが顧客体験の「質」を可視化する地図であるならば、顧客データ分析は、その地図の各ステージにおける顧客の行動を「量」で測定するツールである 28。代表的な分析フレームワークには以下の5つがある 29

  1. デシル分析: 全顧客を購入金額順に10等分のグループに分け、どのグループが売上の何割を占めているか(売上貢献度)を分析する 29
  2. セグメンテーション分析: 顧客を属性(年齢、性別、地域など)や行動で分類し、どのセグメントが自社にとって重要かを特定する 29
  3. バスケット分析: 1回の会計(バスケット)で、同時に購入される商品の組み合わせ(併買)を分析する。売場のレイアウト改善やセット販売の企画に活用される 29
  4. RFM分析: 顧客を「Recency (最終購入日)」「Frequency (購入頻度)」「Monetary (購入金額)」の3指標でランク付けし、グループ化する 29。これにより、「優良顧客(全指標が高い)」や「離反予備軍(Rが古く、F/Mが高い)」などを特定し、グループごとに最適なアプローチ(例:離反予備軍へのクーポン発行)を行う 29
  5. CTB分析: 顧客の購買履歴を「Category (分類)」「Taste (趣向:色、形など)」「Brand (ブランド)」で分析し、顧客の好みを把握して次の購入予測に用いる 29

表4:主要な顧客データ分析フレームワーク (Key Customer Data Analysis Frameworks)

分析フレームワーク名分析対象(何を見るか)戦略的目的(何のために使うか)参照
デシル分析顧客ごとの購入金額(を10等分)売上貢献度の高い優良顧客グループを特定するため。29
バスケット分析1回の会計での同時購入商品商品の併買傾向を把握し、セット販売や店舗レイアウトを最適化するため。29
RFM分析最終購入日(R)・購入頻度(F)・購入金額(M)顧客を優良度や離反リスクでランク付けし、最適なアプローチを選定するため。29
CTB分析購入商品の分類(C)・趣向(T)・ブランド(B)顧客の「好み」を分析し、パーソナライズされた推奨(レコメンド)を行うため。29
セグメンテーション分析顧客の属性(年齢、性別、地域など)市場を細分化し、自社が狙うべき主要なターゲット層を明確にするため。29

7-4. パフォーマンス管理:KGI/KPIとPDCAサイクル

施策の実行と分析は、必ず目標設定とセットで行われる 11

  • KGI (Key Goal Indicator / 重要目標達成指標): 最終的なゴールを示す指標。例:「売上高 前年比150%達成」11
  • KPI (Key Performance Indicator / 重要業績評価指標): KGI達成のための中間プロセスを測定する指標。例:「KGI達成のため、週次80件の新規リードを獲得する」11

CRMの文脈では、KPIとして「リード数」「商談化率」「成約率」「顧客単価」「LTV(顧客生涯価値)」24、「F2転換率(初回→2回目購入率)」「離反率」31 などが設定される。

マーケティング・ノウハウとは、これらのKGI/KPIを「PDCAサイクル」(Plan: 計画 → Do: 実行 → Check: 評価 → Action: 改善)11 に乗せて、継続的に改善し続けるプロセスそのものである。CJMやデータ分析(C)で得られた課題を基に改善策(A)を立て、次の計画(P)に反映させ続ける、この終わりのない活動こそが、データ駆動型マーケティングの実現を意味する。

8. 実践的考察とケーススタディ

8-1. 戦略的差異:BtoBマーケティング vs BtoCマーケティング

BtoBとBtoCの戦略的差異は、顧客の違いだけでなく、要求される「組織構造」の違いにも現れる。BtoBマーケティングは、購買単価が高く、検討期間が長く、複数の利害関係者が関与する「論理的」なプロセスである 2

この特性のため、BtoBマーケティングを成功させる最大の鍵は「営業やマーケティングなど、部門間のスムーズな情報連携」となる 2。BtoCマーケティングはある程度サイロ化していても機能する場合があるが、BtoBマーケティングは絶対にサイロ化してはならない。なぜなら、長いリードタイム 2 の中で、マーケティング部門(リード育成)から営業部門(クロージング)へのリードの受け渡しが必ず発生し、両部門が同じ顧客データ(CRM)3 を見ていなければ戦略が破綻するからである。

8-2. 成功事例から学ぶ戦略(R-STP-MM)の実践

本レポートで解説したR-STP-MMのフレームワークは、多くの成功企業で実践されている 11

  • レッドブル (ポジショニングの成功):
    既存の栄養ドリンク市場(例:疲労回復)ではなく、「エナジードリンク」という新市場(例:パフォーマンス向上、クラブ)を創出した「ポジショニング(P)」の典型的な成功事例である 11。スポーツや音楽のユニークなイベント(Promotion)を活用し、ブランドイメージを確立した 32。
  • ワークマン (STPの成功):
    既存の製品(強み)を、プロ職人(旧セグメント)から、一般消費者、特に女性(新セグメント)へと展開した「セグメンテーション(S)」と「ターゲティング(T)」の転換事例である 32。SNSでのUGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用した(Promotion)32。
  • シマノ (ターゲティングの成功):
    自転車部品というニッチ市場に特化し、BtoBマーケティングを通じてメーカーや愛好家との強固な信頼関係を築いた「集中型ターゲティング(T)」のBtoB成功事例である 32。
  • スターバックス (MMの成功):
    単なるコーヒー(Product)ではなく、「サードプレイス(第三の場所)」という体験価値(Customer Value)を提供。直営店中心の展開(Place)、高級感のある価格設定(Price)、広告に頼らないブランディング(Promotion)といった「4P」の各要素が一貫しており、卓越したマーケティング・ミックス(MM)の事例である 32。

8-3. 今後の展望:AI(人工知能)がマーケティングプロセスにもたらす変革

マーケティングの最新トレンドは、AI(人工知能)の活用である 34。Netflixの視聴時間最大化のためのレコメンドAIや、伊藤園のテレビCMへの生成AIモデル活用など、事例は既に多岐にわたる 36

AIは、本レポートで提示した「R-STP-MM-I-C」プロセスを破壊するものではなく、各ステップを飛躍的に強化・高速化するものである。

  • ** Research:** AIによる高度なトレンド分析と市場予測 35
  • ** STP:** AIによる超ミクロな(ハイパー・)セグメンテーション。
  • [MM] Marketing Mix: AIによる価格の動的変更(ダイナミック・プライシング)。
  • [I] Implementation: AIによる顧客一人ひとりへの高度なパーソナライズド体験の提供 37
  • [C] Control: AIによるLTV予測と解約(チャーン)予測。

AIの進化により、マーケティング機能は単なる現場の施策実行から、データに基づき経営判断を行う「経営の中枢機能」へと再定義されつつある 38。未来のマーケティング・ノウハウとは、このR-STP-MM-I-Cの戦略的プロセスをAIにいかに「学習」させ、管理・運用するかという能力にシフトしていくと予測される。

9. 結論:継続的プロセスとしてのマーケティング・ノウハウ

本レポートで詳述したマーケティングの「ノウハウ」とは、PEST、3C、4Pといった個別のフレームワークの知識(Know-What)ではなく、それらを「R-STP-MM-I-C」という一連の流れの中で統合的に運用する動的なプロセス(Know-How)である。

このプロセスは、ドラッカーやコトラーが説いた「顧客中心主義」1 に基づき、CRMや各種分析ツールによって収集された「データ」29 によって駆動され、PDCAサイクル 11 によって絶えず改善され続ける「終わりのない活動」である。

マーケティングの目的が、単なる販売から「価値の創造」1、そして「持続可能な社会の実現」1 へと拡大する現代において、この継続的な改善プロセス自体が、マーケティング・ノウハウの最終的な本質である。

引用文献

  1. 【基礎知識】マーケティングの多様な定義とその変遷 | 受講者数No.1 … https://degipro.com/service/recipe/definition-of-marketing
  2. BtoBマーケティングとは?BtoCとの違いや具体的な手法を解説 … https://www.smbc.co.jp/hojin/magazine/sales/about-btob-marketing.html
  3. CRM施策とは?重要性やメリットと、施策例・手順・実施の … https://jp.sansan.com/media/crm-measures/
  4. マーケティングプロセスとは?基本的な6つの流れから分析のためのフレームワークも紹介 https://be-marke.jp/articles/knowhow-marketing-process
  5. DATA SOLUTION コラム マーケティングプロセスとは?市場調査 … https://www.toshibatec.co.jp/datasolution/column/20230101_01.html
  6. マーケティングプロセスとは?意味と6つのステップ、R-STP-MM-I-C – カスタマーリングス https://www.customer-rings.com/dmf/article/6ur9toq5w
  7. PEST分析とは?目的や事例、自社の戦略に活かす方法を解説 | 記事 … https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/13067/
  8. PEST分析とは?目的から実践の手順まで徹底解説 https://www.jmam.co.jp/hrm/column/0200-pest_analysis.html
  9. 3C分析とは?テンプレートで簡単にできるやり方【目的・事例もわかりやすく解説】 https://ferret-one.com/blog/3c
  10. 3C分析とは?マーケティングでの目的と、顧客・競合・自社の分析方法 – List Finder https://promote.list-finder.jp/article/marke_all/3c-analysis/
  11. 成功事例から学ぶマーケティング10選!成功のためのポイント https://www.handk-inc.co.jp/blog/marketing-succes10
  12. SWOT分析とは?やり方・戦略立案の方法をフレームワークで解説 … https://www.salesforce.com/jp/marketing/analytics/what-is-swot-analysis/
  13. クロスSWOT分析とは?明確な事業戦略を立案しよう | Urumo! https://www.innovation.co.jp/urumo/cross-swot/
  14. クロスSWOT分析とは?やり方や事例、フレームワークの活用方法を徹底解説 – エンバーポイント https://emberpoint.com/blog/column/240822-005.html
  15. 3C分析とは?新規事業を成功させる基本手法と実践例を学ぼう | ナレッジ https://esaura.jp/ux-blog/3c-analysis-guide
  16. STP分析とは?わかること・やり方とマーケティングでの活用事例 … https://satori.marketing/marketing-blog/stp/
  17. ターゲット分析するためには?STP分析におけるターゲティングについて解説 – マテリアルデジタル https://materialdigital.jp/media/stp-analysis-marketing/
  18. STP分析とは?マーケティングにおけるやり方・事例をまとめて解説 – BowNow https://bow-now.jp/media/column/stp/
  19. 初心者でもわかる!マーケティングの4Cと4Pを徹底解説 – KOTORA … https://www.kotora.jp/c/61619/
  20. デジタルマーケティングとは?基礎知識や手法、成功事例を簡単に解説 – Salesforce https://www.salesforce.com/jp/blog/jp-digital-marketing/
  21. 【2025年最新】デジタルマーケティングとは|基本の手法12選と成功 … https://bow-now.jp/media/column/digital_marketing/
  22. デジタルマーケティングとは?主な手法の種類や成功のコツを解説 https://blog.hubspot.jp/marketing/what-is-digital-marketing
  23. 顧客データベースの作り方は?メリットや管理のポイントを解説 … https://jp.sansan.com/media/customer-db/
  24. CRMでKPIを管理する方法とは?重要指標とツール活用例を紹介 – Mazrica Sales https://product-senses.mazrica.com/senseslab/sfa/crm-kpi
  25. 顧客データベースの作り方|作成するメリットや必要項目、手順を解説 – 「GENIEE SFA/CRM」は https://chikyu.net/column/howtomake-customer-database/
  26. カスタマージャーニーマップとは?作り方や活用方法を分かり … https://blog.nijibox.jp/article/customer-journey-map/
  27. カスタマージャーニーマップとは?詳しい作り方や注意点を例を使って解説 – Miro https://miro.com/ja/customer-journey-map/what-is-a-customer-journey-map/
  28. 顧客データ活用とは?5つのステップと成功事例をご紹介 https://tectura.co.jp/blog/?p=9301
  29. DATA SOLUTION コラム 顧客データの分析方法|5つのフレーム … https://www.toshibatec.co.jp/datasolution/column/20220601_01.html
  30. 顧客分析とは?7つの手法と進める手順、活用できるツールについて解説 – Salesforce https://www.salesforce.com/jp/blog/customer-analysis-techniqe/
  31. KPIを設定する方法は?KPI達成にCRMを活用すべき理由も解説 https://www.onamae.com/business/article/11900/
  32. マーケティング成功事例10選!企業が実践した驚異の戦略とは? – KOTORA JOURNAL https://www.kotora.jp/c/73146-2/
  33. 企業のマーケティング成功事例10選!戦略の重要性や成功に導く3つのポイント – THE MARKE https://the-marke.com/media/marketing-success-story/
  34. 今話題のマーケティングトレンドワード5:2025年8月 https://dentsu-ho.com/articles/9000659
  35. 生成AIマーケティング トレンド分析|2025年以降のAIが変えるマーケティング戦略の最前線 https://service-innovation.co.jp/s-ai-marketer/topics/2910/
  36. 【2025年度版】AIマーケティングとは?活用事例から最新トレンドまで徹底解説 – malna株式会社 https://malna.co.jp/blog/aboutaimarketing/
  37. AIが予想する2025年マーケティング・マーテックトレンド – SCデジタル https://www.scdigital.co.jp/knowledge/3002/
  38. 【2025年最新】マーケティング戦略のトレンド8選|AI×顧客体験で変化に強い企業へ https://corp.ei-o.com/blog/marketing-latest-trends/