
2025年9月 — インディ・パ株式会社(代表:本郷喜千)は、本郷の寄稿記事「AIを頼れるアシスタントにするプロンプトの基礎技術」が、月刊『ガバナンス』(2025年9月号/ぎょうせい)に掲載されたことをお知らせします。記事は、自治体の現場で即使える“実戦的プロンプト術”を、具体例と失敗例を交えて解説した内容です。
要旨 — いまそこにあるAIを使おう
現場から届く声は明白です。人手不足で職員は疲弊し、住民サービスが圧迫されている。それでもなお「忙しい」ことに甘んじている行政職員がいるならば、私は敢えて問いかけたい──AIがあります、と。パソコン仕事の多くはAIに任せることで確実に時間は生まれます。本稿は、そのための実践的手順と短時間で効果を出すための即効性のあるプロンプトを提示します。

記事のポイント
- 具体性を重視する:5W1Hを明確にしてAIの出力のブレを減らす。
- 役割と意図を与える:AIに「誰の役割で」振る舞わせるかを定め、文体や専門性をコントロールする。
- 出力形式を指定する:表、箇条、CSVなど、後工程で使いやすい形を要求する。
- 失敗を避ける技術:詰め込みすぎ、否定命令、ハルシネーション(虚偽出力)への対処法。
- 対話で磨く:一度で完璧を求めず「壁打ち」的に対話を重ねることで実務に耐える出力を育てる。
著者コメント(本郷喜千)
現場で聞く話はいつも同じです。『人が足りない、時間が足りない』と。しかし時間は作れます。まずは最も単純で繰り返し発生するパソコン作業をAIに預けてください。職員が住民と向き合う時間を取り戻す…それが私の狙いです。長時間労働で疲弊している行政職員に届けたい。やらない理由はもうありません。中央政府もこれを後押しするガイドラインや政策を次々打っています。自治体から率先して手を挙げ、中央政府をさらに動かしましょう。
関連リンク・入手先
- 月刊『ガバナンス』2025年9月号(書誌・購入): https://shop.gyosei.jp/products/detail/12482
- 本稿のダイジェスト・補足はこちら(note): https://note.com/yoshiyuki_hongoh/n/nc7d967f01306
インディ・パ株式会社について(会社概要)
インディ・パ株式会社は、自治体や介護・福祉分野を中心に、AIを実務に取り入れるためのコンサルティング、研修、カスタムGPT開発を行っています。現場の課題解決に直結する「使えるAI」導入を支援し、職員の働き方改革と住民サービス向上を実現します。


