出版書籍「EasyLanguageプログラミング入門」の内容解説

本書「EasyLanguageプログラミング入門」はプログラミング初心者でも学習可能な内容構成です。
学習によるプログラミングへの理解だけではなく、掲載されているプログラムを実際に入力する練習を積み重ねることで、システムトレードの基礎的実践力を獲得できます。
プログラムの出力結果例(印刷ログ)も掲載していますので、プログラムの動作確認ができます。
プログラミング言語「EasyLanguage」の特殊性だけではなく、プログラム一般論の解説も掲載していますので、プログラミング初挑戦の方でも学習を進めることができます。
トレードステーションの機能を使いこなすための操作方法もきめ細かく解説しています。
100種類以上のサンプルプログラムを掲載しています。
サンプルインジケーターとストラテジーを出版社ウェブサイトからダウンロードできます。

発売日:2018年6月19日
定価:2,500円(+税)
全国大型書店、Amazonで発売中
大型本:B5正寸版(25.7 x 18.2 x 2.5 cm)
全304ページ
電子書籍(Kindle)版も発売中

 

EasyLanguageプログラミング入門

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目次

第1章

本章では、EasyLanguageの歴史、機能、特徴を把握します。
トレードステーション専用プログラミング言語であるEasyLanguageの歴史と特徴を理解します。
次にプログラミング経験がなくても、少しの努力(学習+練習)で習得できるプログラミング言語であることを理解するため、EasyLanguageの機能を説明しています。
トレードステーションの何を、どこまでコントロールできるかをプログラミングの学習前に知ることが重要で、これが学習と練習のモチベーションにつながります。

  • 第1章 概要
    • 1‐1 EasyLanguageの歴史と特徴
      • EasyLanguageの歴史
      • EasyLanguageの7つの特徴
    • 1‐2 EasyLanguageの機能
      • トレードステーションの主な機能メニュー9種
        • 1. データ取得・蓄積・記憶・エクスポート機能╱2. チャート表示機能
        • 3. 高速反復計算機能╱4. 銘柄スクリーニング機能
        • 5.銘柄モニタリング機能╱6. 計算結果のチャートへの描画機能╱7. シグナル生成機能
        • 8. 自動売買機能╱9. アラート表示・Eメール送信機能
    • 章末コラム EasyLanguageの実践的独習法

第2章

本章では、EasyLanguageの学習と練習に欠かせないソフトウェアである「エディタ」について学びます。
まずはプログラムを入力する「エディタ」の画面構成と機能を理解します。次にプログラムの計算結果を出力するための「印刷ログ」に関するトレステの操作を1ステップずつ解説します。

  • 第2章 エディタ
    • 2‐1 エディタの役割
      • トレードステーションにおけるエディタの役割╱開発ツールとしてのエディタ
      • エディタとトレードステーションの関係
    • 2‐2 エディタの画面構成と機能
      • エディタの起動╱エディタの画面構成
      • ① メニューバー
      • ② ツールバー╱③ 編集エリア
      • ④ アウトプット
    • 2‐3 エディタ操作とファイルの取り扱い
      • ファイルの新規作成
      • 文字入力╱自動補完入力
      • 予約語の配色╱エディタ設定
      • 検証
      • ファイルを開く╱アウトライン機能
      • ファイルの適用先となるチャートの準備
      • インジケーターの適用╱ストラテジーの適用
      • ELDファイルのインポート╱ELDファイルのエクスポート
      • ELDファイルの暗号化
    • 2‐4 計算結果を数値で出力する:印刷ログ
      • 計算結果を定量的に出力し確認できる「印刷ログ」
      • 印刷ログエリアの表示
      • 文字列の出力╱① インジケーターファイルを新規作成する╱② 出力したい内容のプリント文を書く
      • ③ 検証しエラーがないかを確認する╱④⑤⑥ 印刷ログを確認する
      • 数値の出力とプリント文の表記改善
      • プリント文を見やすくする
    • 2‐5 入手可能なデータの種類と格納データの確認:データウィンドウ
      • ノイズレスデータの重要性
      • データを入手する
      • チャートが格納するデータを確認する機能:データウィンドウ
      • データウィンドウの開き方╱足種変更によるチャートとデータ表示の更新
      • データウィンドウからのデータのエクスポート╱データの種類と範囲と性質
      • チャートの足が持つデータ
      • 過去足のデータ参照
    • 2‐6 快適なプログラミング環境の構築
      • 効果的なプログラミング環境とは
    • 章末コラム プログラミングスキルを上げる『ストリートスマート』という思考法

第3章

本章では、EasyLanguageの特殊な構造を学習します。
EasyLanguageはトレーディング専用言語であることによる特殊なプログラム構造を持っています。
この点を意識的に解説する書籍はこれまではありませんでしたが、本書では明示的に解説しています。
この特殊構造があるために、トレーダーが簡単にインジケーターやストラテジーを開発できるという多大なメリットを得られることをしっかり理解することが、トレードステーションとEasyLanguageを学習するために重要です。
 

  • 第3章 基本構造と構成要素
    • 3‐1 EasyLanguageの基本構造
      • 基本構造は他のプログラミング言語と共通╱入力→計算→出力╱データ+命令
      • 変数+関数
      • データ処理原則と制御構文╱原則:順次処理
      • 制御構文その1:分岐処理╱制御構文その2:反復処理
    • 3‐2 EasyLanguageならではの特殊構造
      • EasyLanguageの実行構造
      • ヒストリカルデータ(過去足)へのプログラム適用╱リアルタイムデータ(現在足)へのプログラム適用
      • プログラムの実行タイミング
      • イントラバーデータの更新╱ヒストリカルデータの参照方法
    • 3‐3 最大参照足数の確保
      • 最大参照足数とは
      • トレードステーションからの「分析に用いる足の最大本数」設定:インジケーターの場合
    • 3‐4 構成要素
      • 構成要素を理解して組み合わせるのがプログラミング╱① 語
      • 予約語(リザーブドワード、Reserved Word)
      • ユーザー定義語╱② 句読点
      • 区切り用の句読点
      • 範囲指定用の句読点
      • コメント用の句読点
      • ③ 演算子╱算術演算子
      • 比較演算子(関係演算子)
      • 論理演算子
      • 演算子の優先順位╱④ 式╱数値式
      • 真偽式╱⑤ 文╱変数宣言文
      • 変数代入文╱プロット文(インジケーター専用文)╱売買文(ストラテジー専用文)
      • インジケーターの基本構成パターン╱ストラテジーの基本構成パターン
    • 3‐5 ファイル構造
      • インジケーターファイルはスキャナーとレーダースクリーンでも利用できる/ひとつのELDファイルでインジケーターとストラテジーの兼用はできない
    • 章末コラム トレードを3要素に分解

第4章

本章では、EasyLanguageの基本文法の学習と練習を行います。
EasyLanguageの専用言語性を強調していますが、プログラムの基本構造や記述方法は汎用プログラミング言語と共通しています。
この一般的なプログラミング言語と共通する基本文法を本章で学習します。
プログラミング初心者でも学習を進められるよう、基本的な文法構造から解説し、実例(サンプルプログラム)を数多く掲載しています。
是非、ご自分でプログラムをタイピングして入力、実行してみましょう。
 

  • 第4章 基本文法
    • 4‐1 描画(プロット文)
      • 基本文法学習におけるプロット文の役割
      • プロット文の基本形╱プロット文の練習
    • 4‐2 変数
      • 4変数の意味と機能╱変数の使用手順
      • 変数の種類
      • 定義済み変数╱ユーザー定義変数の変数宣言
      • 変数宣言文の種類╱input変数宣言文╱variable変数宣言文
      • 変数代入文
      • 変数の値をティック毎に更新する変数宣言
    • 4‐3 関数
      • 関数の意味╱引数と戻り値とパラメータ
      • 定義済み関数の使い方
      • 定義済み関数の例
    • 4‐4 分岐処理(if文)
      • 分岐処理の意味
      • 分岐処理の基本形 if…then
      • 条件が falseの場合に実行する内容を決めておく if…then…else
    • 4‐5 ブロック文(begin end)
      • 複数の処理をまとめるブロック文 begin end
      • if then elseでブロック文を使う
    • 4-6  反復処理(for文)
      • 反復処理の意味と基本形╱for文の練習
      • for文から途中で抜け出す処理 break
    • 4‐7 条件分岐+反復処理(while文)
      • while文の意味╱while文の練習
      • 無限ループに陥らないために
      • 実行頻度の設定 イントラバーデータ更新
    • 4‐8 ネスト構造
      • ネスト構造の意味
      • ネスト構造の練習 if文
      • ネスト構造の練習 for文
    • 4‐9 複数データ系列
      • 複数データ系列の参照╱複数銘柄を表示するチャートの作成とデータ確認
      • 複数データ系列の取り扱いの練習

第5章

本章では、分析テクニック(インジケーター、ペイントバー)のモデル開発を通して基本文法のトレードへの応用の仕方を学びます。
移動平均やRSI、サイコロジカルライン、ボリンジャーバンド、酒田五法など、トレーダーに馴染みのある手法が登場しますので、著者としては楽しんで学習していただきたいと考えています。
 

  • 第5章 分析テクニック
    • 5‐1 分析テクニックの開発で学ぶ基本文法の使い方
      • 分析テクニックをカテゴリ別に分類╱ペイントバーの使い方
      • ペイントバーの練習
      • ショウミーの使い方
    • 5‐2 統計解析モデル
      • 統計解析を行う理由╱基本統計量
      • 収益率
      • 対数収益率╱ヒストリカルボラティリティ
      • 相関係数
    • 5‐3 出来高分析モデル
      • 出来高分析の重要性╱出来高移動平均線(2本)
      • オンバランスボリューム
      • ボリュームレシオ
      • VWAP(Volume Weighted Average Price 出来高加重平均)
    • 5‐4 パターン認識モデル
      • パターン認識モデルとは╱上放れ並び赤、下放れ並び黒
      • はらみ線(陽はらみ線、陰はらみ線)
      • 三兵(赤三兵、黒三兵)
      • 三川明けの明星、三川宵の明星
    • 5‐5 トレンドモデル
      • トレンドモデルの強みと弱み╱移動平均
      • 移動平均チャネル
      • 移動平均エンベロープ
      • ボリンジャーバンド
      • ピボット
    • 5‐6 オシレーターモデル
      • オシレーターモデルの意味╱オシレーター
      • 方向性指数(DMI)
      • サイコロジカルライン
      • ウィリアムズ%R
      • RSI
      • ストキャスティクス
      • MACD
    • 5‐7 非時系列足モデル
      • 非時系列足モデルの意味╱新値三本足
      • 練行足(練り足)

第6章

本章では、ストラテジーの実践的プログラミング方法とストラテジーの事例(11種類)を解説しています。
前半は、売買文の書き方から、売買を制限してパフォーマンスを上げるためのフィルタの設け方、リアルタイムトレードを行うためのプログラム記述方法、トレードの基盤となる「足」の数え方などのテクニックを解説しています。
後半は、様々なストラテジーの事例を掲載しています。自分の好きな銘柄にストラテジーを適用し、パフォーマンスレポートを読んだり、最適化したりして活用してください。

  • 第6章 ストラテジー
    • 6-1 ストラテジープログラミングの意味
      • ストラテジー活用法╱ストラテジーの自動売買以外での活用場面
      • 本章の学習項目
    • 6-2 売買文の基本
      • 基本売買文╱売買注文語
      • ラベル
      • 取引数量
      • 注文タイミング╱注文の種類
    • 6-3 イントラバー計算の設定
      • イントラバー計算の意味と設定の種類
      • トレステでのイントラバー計算設定╱プログラムでの記述 intrabarordergeneration、intrabarpersist
    • 6-4 条件付注文
      • 売買文への条件追加方法╱if文で条件を加えthen以下の実行式を売買文とする
      • セットアップ
      • フィルタ
      • ランダムエントリーストラテジー(売買文練習用)
    • 6‐5 決済注文の応用
      • トレーリングストップ
      • アベレージトゥルーレンジをトレーリングストップに応用
      • イントラバー決済注文の概要
      • イントラバー決済注文(第1レベル:注文の単位)╱イントラバー決済注文(第2レベル:注文の種類)
      • イントラバー決済注文の事例
    • 6‐6 足数の数え方
      • 足を数える
      • 足の状況を知る barstatus
    • 6‐7 時間管理
      • 日付、時間、曜日などに関する予約語
      • EasyLanguageでの発注時間の考え方
      • イントラバー注文を有効にする
      • ティックトレード
      • 日付計算
      • 時間計算╱日計り売買
    • 6‐8 ポジション管理
      • ポジションとエントリーの状況を知る必要性╱エントリー(新規約定と保有ポジション)の状況を知る
      • エグジット(決済)の状況を知る
      • 複数エントリーのトレードを許可する設定
      • 複数エントリーを管理する
    • 6‐9 サンプルストラテジー集
      • インジケーターをセットアップに利用するストラテジー
      • ブレイクアウトストラテジー
      • 乖離率逆張りストラテジー
      • 切り下げ・切り上げパターンストラテジー
      • 酒田五法(赤三兵、黒三兵)ストラテジー
      • 新値三本、練行足ストラテジー
      • ペアトレードストラテジー
      • マルチタイムフレーム(MTF)ストラテジー
      • 値幅制限ストラテジー
      • ダウ逆張り
    • 章末コラム トレステと仮想通貨

第7章

本章では、自動売買を実行するためのバックテスト、最適化、運用設定を解説します。
「バックテスト」でストラテジーを評価し、「最適化」でストラテジーをチューンナップします。
次に自動売買の設定と運用法を解説しています。
運用にあたって重要な要素である資金管理のサンプルプログラムを掲載しています。
本章を学習することで、ストラテジートレーディングを開始することができるでしょう。

  • 第7章 自動売買
    • 7-1 バックテスト
      • プログラミングの次の工程、バックテスト╱イントラバーでのバックテスト
      • パフォーマンスレポートに取引手数料を加味する方法╱パフォーマンスレポートの活用法
    • 7-2 最適化
      • 最適化とは╱最適化機能の操作方法
      • ストラテジー最適化レポート
      • 他の銘柄やインターバルに適用し試行錯誤
    • 7-3 自動売買の設定と運用
      • フォワードテスト
      • 資金管理
      • ポートフォリオ╱ストラテジーのイントラバーデータ更新
      • 売買株数の設定方法╱トレードステーションの注文同期機能
      • 自動発注の設定方法╱トレードマネージャーの操作
      • 注文送信プロセスを理解する
      • 自動売買は自動ではない╱自動売買の環境整備
      • 自動売買に関する意思決定
      • 章末コラム プログラミングはルーチンワークからの解放手段
    • 付録
    • 索引